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新卒採用もAI予選 ソフトバンク、「HRテック」進化 ソフトバンク採用・人材開発統括部長 源田泰之氏

2019/3/13

ソフトバンク採用・人材開発統括部長の源田泰之氏

「人工知能(AI)を制する者が世界を制す」として、関連分野への投資を加速するソフトバンクグループの孫正義会長兼社長。通信企業からの転換をめざす同社は、自社の採用にもいち早くAIを取り入れている。多くの会社の人事担当者が「攻めの人事」と評するソフトバンクは「HRテック」をどう利用していくのか。源田泰之採用・人材開発統括部長に聞いた。

■採用方針の変化、AI導入促す

ソフトバンクは5年ほど前から採用方針を大きく転換。大規模な就活生向け説明会を開いてエントリーを待つという受け身型から、学生に直接アプローチする手法に軸足を移している。2012年には、2~4週間、社員と同じように働いてもらう「就活インターン」を始めるなど比較的長い期間のインターンシップに力を入れる。

ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長は、AI分野に経営資源を投入していく方針を示している

こうした変化に伴い、採用担当者の負担が過大になるのを防ぐ効率向上策の1つとして17年に始めたのが、米IBMのAI「ワトソン」を利用したエントリーシート(ES)の自動判定だ。

同社への応募(プレエントリー)は1年で約3万件にも上り、ESを読んで選考するだけでも膨大な時間がかかっていた。AI導入により、第1次選考にかかる時間を約75%削減できたという。実際に採用を決めるには、適性や志向などをつかむ面談・面接が欠かせないが、その時間を確保できるようになったわけだ。

具体的には、ワトソンにESを読ませ、ソフトバンクが求める人物像の最低条件を満たしているかを判定させる予備的な選抜を行っている。源田氏は「テクノロジーへの関心が薄いとか、ソフトバンクに対して誤った認識を持っているなど、ちょっと勉強不足だなと思う人がわかる程度」と話すが、手応えは大きい様子だ。AIが不合格と判定したESも、現在は人事の担当者が再チェックしているが、「ほとんどブレはない。完全に自動化してもいいかもしれない」(源田氏)。

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