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東急も西武も京王も 通勤ラッシュ、有料指定席で快適

2019/3/9

Paravi

通勤をいかに快適にするか……。首都圏の鉄道各社が、追加料金を支払えば座って通勤できる座席指定列車を相次ぎ走らせています。2018年12月には新たに東急電鉄が有料座席指定サービスを開始しました。利便性はどれほど向上しているのでしょうか。

東急電鉄が大井町線で開始した有料座席指定サービスは、通常料金に400円を追加することで利用できる

東急電鉄が大井町線で新たに開始した有料座席指定サービス「Qシート」。通常の料金に400円を追加することで利用できます。専用車両は7両のうち1両のみ。一般車両が混雑する時間帯でもこの車両だけは全員着席。座席ではコンセントやWi-Fiを利用できます。

「Qシート」の車両が乗り入れる田園都市線は首都圏で最も混雑率の高い路線です。東急では大井町駅から田園都市線に乗客を誘導する「大井町シフト」で混雑緩和を狙います。

西武鉄道は、2017年3月から有料座席指定列車「S-TRAIN」を運行している

他社も先行して同様のサービスを導入しています。西武鉄道は、2017年3月から有料座席指定列車「S-TRAIN」を運行、有楽町線に乗り入れ、埼玉・所沢から豊洲を結びます。

小田急電鉄は、2018年3月に10年ぶりに新型のロマンスカーを導入。観光のみならず、通勤用にも使用することで通勤時の混雑を緩和します。代々木上原~登戸間の複々線化もあり、ラッシュピーク時の混雑率は192%から151%と41ポイントも改善することに成功しました。

京王電鉄は2018年2月から 座席指定列車「京王ライナー」を運行。午前0時台を除けば乗車率は9割を誇ります。座席指定券が別途必要になるので、それがすべて売り上げになり、年間約4億円も増収となっているそうです。

京王電鉄は2018年2月から 座席指定列車「京王ライナー」を運行している

今後も沿線の価値を高めるためにさらに快適性が求められます。不動産の専門家は「通勤がいかに快適か、満員電車で乗れないとか、乗ってヘトヘトになってしまうというところから何とか脱出したいのが乗客の気持ちだ。そこにいかに応えられるかは(客に選ばれる)最大の要因だ」と沿線価値を高めるためには、「快適性」が重要になると指摘します。

この映像と記事はテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」(2018年12月14日放送)の内容を配信用に再構成したものです。(C)テレビ東京

[PlusParavi(プラスパラビ) 2019年2月15日付記事を再構成]

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