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外貨預金なら円より高めの金利 為替手数料ゼロ広がる

2019/3/9

外貨預金の為替手数料をゼロにする銀行が増えている。外貨預金は円預金より高い金利が適用されるが、円預金にはない注意点がある。外貨預金の基本をまとめた。

■円高になれば元本割れも

外貨預金は円を外貨に換えて、金融機関に預け入れる商品だ。普通預金のほか、1カ月、3カ月、6カ月、1年物などの定期預金や積み立てなどがある。超低金利で円預金ではほとんど利息が付かないが、外貨預金は相対的に高い利息が期待できる。

例えば、イオン銀行の1年物円定期預金の金利は現在年0.02%(税引き前、以下同じ)だが、米ドルの1年物定期は年2.2%と100倍以上だ。豪ドルやニュージーランドドル、南アフリカランドなど、金利が高い新興国通貨を取り扱う銀行も多い。

預金後に円安になった時点で円に戻せば為替差益が、円高時点なら為替差損が発生する。現在の円相場は1ドル=111円台。年2%の金利が付いても、2円強の円高になれば元本割れする計算だ。

■メガバンクは手数料高め

通常、円から外貨へ換えたり、外貨から円に戻す際は、銀行が決めたレートに為替手数料を反映して取引する。メガバンクの窓口だと米ドルは片道1円。豪ドルやニュージーランドドルは2円以上の手数料を取る例もある。

レートが1ドル=110円の時に10万円を1年物の米ドル定期預金に預け入れた場合。為替手数料が1円だと1ドル=111円でドルに換えるので900.90ドル預金できる。1年後には利息が付いて918.91ドルになるが、1ドル=109円で円に戻すと10万161円だ。一方、為替手数料がゼロだと1年後に円ベースで10万1999円になる。

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