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「時産家電」でパパシェフ主役 オーブン任せの肉料理

日経DUAL

2019/3/7

肉料理ではパパが主役に(写真はイメージ=PIXTA)
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共働き家庭でトラブルのもとになりがちな、夫婦の家事分担問題。皆さんは、どうやって解決していますか? 今回のテーマは、「料理」です。豪華な肉料理が作れるオーブンレンジや低温調理器を紹介。ホムパ(ホームパーティー)で見栄えのするお料理は、パパに任せてしまいましょう。

■「ほったらかし」こそ、パパ・ママの味方!

まず、私が提唱している「時産」という考え方について説明します。あまり聞き慣れない言葉かと思いますが、「時短」という言葉ならご存じですよね。「時短」は「時間を短くする」「スピードアップする」という意味で使われる言葉。例えば料理にあまり時間をかけられない場合、加熱時間が短くなる「電子レンジ」を使う人は多いと思いますが、この「電子レンジ」は、代表的な「時短家電」といえます。

それに対し、作業を人や家電に任せることで、その時間を丸ごと自由に使えるようにすることを「時産」と呼びます。「アウトソーシング」といえば、分かりやすいでしょうか。前回、紹介した「ほったらかし調理家電」は、まさに「時産家電」。電気鍋のスイッチを入れてから完成するまでの時間は、さほど短くはなっていないどころか、場合によっては長くなってしまうことも。しかし、その間は料理を家電に任せられるから、台所を離れて他のことができます。その時間をうまく活用すれば、まさに「時間を産む」=「時産」になります。

他にも、時産家電はあります。例えば食器洗い機は、よく「手で洗うほうが早い」と言われます。確かに、わが家の食器洗い機も、エコモードだと3時間以上かかります。しかし、その間は完全に食器洗いという家事を手放せるので、何時間かかっても気になりません。寝ている間に食器を洗ってもらうなんてこともできますね。このように、たとえ時間がかかっても、その作業を丸ごと任せられる家電を、私は「時産家電」と呼んでいます。

家事をアウトソーシングできる「食器洗い機」や「洗濯乾燥機」「ロボット掃除機」などの「時産家電」、実は日本ではあまり普及が進みません。これは、「自分でやるほうが早い」「それくらい自分でできる」と考える人が多いから。反対に、海外では家事のアウトソーシングを当たり前と考える人が多いため、時産家電の導入は進んでいます。食洗機はもちろん、ベビーシッターや家事代行も、日本より活用率が高いと聞いています。おそらく「私がやらなければ」「手抜きだと思われそう」ということにこだわらず、自分がやらなくてもいいことを他に任せていいという合理的な考え方が浸透しているのでしょうね。

「自分でやるほうが早い」という考え方から、「人(家電)にアウトソーシングすれば、その時間を丸ごと別のことに使える」という考え方にシフトチェンジできれば、掃除・洗濯・調理をする時間から解放されます。すると、その時間を使ってもっと別の有益なこと……子どもの宿題を見たり、夫との会話を楽しんだりすることができるようになります。ぜひ賢いパパやママは、「手でやるほうが早い」「私がやらなくちゃ手抜きと思われる」という考えに惑わされることなく、完全アウトソーシング可能なまでに進化した家電を導入する効果を理解し、積極的に取り入れてほしいものです。

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