ひき目は「粗びき」「中細びき」、濃さは「レギュラー(普通)」「ストロング(濃い)」が選択可能で、4通りの味わいが楽しめる。一般的なペーパーフィルターだけでなく、コーヒー豆の油分まで抽出するステンレスメッシュフィルターにも対応する。
サーバーには、ガラス製ではなく、まほうびん構造のステンレス製を採用。コーヒーを煮詰めることなく温かい状態をキープする。専用サーバー以外に、ステンレスボトルやコーヒーカップに直接ドリップすることもできる。
本体以外のパーツはミルも含めてすべて分解して洗える。さらにミルは抽出するお湯を流す「ミルクリーン構造」で清潔さを保つ。
手ごろな価格の全自動入門機/シロカ

シロカの「全自動コーヒーメーカー」は、キッチンに置きやすいコンパクトさとデザインが特徴。ハイエンドモデルの「SC-A221」でも1万4000円前後と購入しやすい価格で、全自動タイプの入門機としておすすめだ。
ひき目は「中細びき」のみ。豆をひく量は4杯まで設定できる。フィルターはステンレスメッシュフィルターを採用している。ステンレスメッシュフィルターで淹れると、ペーパーフィルターとは違った味わいになる上に、洗えば何度も使えるので経済的だ。

カプセルを変えて好きな味/ネスレ

これまで紹介した3機種は豆ひきからドリップまでを自動で行うタイプだったが、ひきたての味をもっと簡単に楽しみたいならカプセルを使い一杯ずつ抽出する「ネスカフェ ドルチェ グスト」シリーズがおすすめ。カプセル内部のコーヒーを最大15気圧のポンプ圧力で抽出することで、手軽に本格コーヒーが楽しめる。2018年12月末時点で、世界累計販売台数5000万台を突破しているという。