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人気インフルエンサーゆうこす なぜモテにこだわるか

日経doors

2019/3/4

■見た目をかわいくすることだけが女子力?

「実は、私が『モテ』という言葉を使っているのは、キャッチーなフレーズで人を引きつけたいから」と、ゆうこすさんは強調します。

「私の中で、一番『モテる』女性って、いつもポジティブでキラキラしていて、仕事も、プライベートも充実させていて、とにかく笑顔がすてきな人。そういう人は、男女問わず、自分自身もその周りの人も輝いている気がして。私もそういう人になりたいって、昔からずっと思っていました。だから、私が発信しているのは『自分に自信が持てる』とか『自分に似合う』などがテーマなんです。ありきたりだけど皆に伝えたいのは『ポジティブになろう!』っていうメッセージなんです」

しかし、ゆうこすさんは「女子力」については、「定義が曖昧ですよね」と首をかしげます。

「本当にモテる、女子力のある人って、相手に合わせる力も持ちつつ、自分の軸がしっかりある人だと思います。いろいろなことを楽しめる余裕がある人なら、きっと『女子力』なんて問題にならないはず! そりゃ、見た目をかわいくしたり、料理を取り分けたりするのって、やってマイナスにはならないし、楽しければ、女子力を発揮すればいい。ただ、好きな人から褒められたいばかりに『あなたの言うことは何でも聞く』みたいに相手に依存してしまうのは面白くないですよね……!」

「女子力って定義が曖昧ですよね?」

■「自分に#(ハッシュタグ)を付ける」に命を懸ける!

「ゆうこす=モテクリエイター」、「ゆうこすと言えば『モテ』」という自分の軸が確立したおかげで、新しいことにも挑戦しやすくなったそうです。例えば、「モテメイク」「モテ料理」など、自分の「好き」と「興味のあること」を絡めれば、すぐに仕事のチャンスにつながる。近い将来、もともと大好きだったガジェットのプロデュースも行う予定。そんな今を「まるで魔法使いになった気分」とゆうこすさんは語ります。

一方で、インフルエンサーを育てるプロジェクトも推進中。「共感を集めるには、一過性のかわいさや華やかさだけではダメ」と言い、自分の言葉で語り、自分の旗印を掲げることができる、「軸」のあるインフルエンサーの育成に力を注いでいます。

「自分に『#(ハッシュタグ)』が付けられるくらい、『私はこれ』という自分の軸を持つ。SNSでも仕事でもなんでも、なぜ自分がそれをやっているのかを、自分自身が理解していないと、軸を定めるのは難しいんです。でも、軸さえあれば、そこに共感してくれる人しか集まらないから、自分も周りもポジティブでいられる。共感で結ばれた人に囲まれることで、人は『愛される』環境にいられるはず!」

「応援してくれる人がいるおかげで、好きなことを仕事にできて、今とても楽しい」とほほ笑むゆうこすさん。doors世代に向け「ポジティブへの転換力が楽しく生きる秘訣」とメッセージをくれました。

「つらいこととか、『くっそー』って思うことがあっても、それをポジティブに変換することが大事。そのためには、自分をちょっと見渡して、ゆとりを持つこと。これには、私の『ノート作戦』がおススメ(笑)。続けているうちに、視野が広がり、考え方も整理できるようになって『つらい』だけの状態から『さあ、どうしよう』と前向きになれる。自分に起きたことをすべてプラスに転換できる力があれば、みんな楽しく生きていけるんじゃないかな」

「『私はこれ』という自分の軸を持つことが大切」

(取材・文 高橋奈巳=日経doors編集部、写真 飯本貴子)

ゆうこす(菅本裕子)
元・HKT48所属のアイドルとして活躍後、ニート生活を送るも、2016年自己プロデュースを開始。 現在、トップインフルエンサーとして、YouTuber、SNSアドバイザーやコスメプロデュース、旅先のおしゃれスポットを発信する「TaVision」の運営など、幅広く活動中。著書に『SNSで夢を叶える ニートだった私の人生を変えた発信力の育て方』がある。

[日経doors2019年2月18日付の掲載記事を基に再構成]

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