老後資産づくり 企業年金ほど合理的な方法はない企業・個人年金をマネーハック(1)

写真はイメージ=123RF
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厚生労働省が社会保障審議会「企業年金部会」の名称を「企業年金・個人年金部会」に変更し、議論が2月22日からスタートしました。

長らく企業年金の普及を主眼としてきた同部会は今後、個人型確定拠出年金(iDeCo)の普及も併せて、広く老後資産形成のあり方を議論していくことになります。

お声がけいただければいいたいことがたくさんあるテーマですので、今月のマネーハックのテーマは「企業年金と個人年金」にしてみたいと思います。企業年金や個人年金は2階建ての公的年金(国民年金と厚生年金)に上乗せするという意味で3階建てなどに例えられます。

老後資産形成のコツは大きく3つある

今回は主に企業年金にフォーカスします。実は企業年金ほど、あなたの老後資産形成を考えたとき、合理的で効率的な方法はありません。

それは、大きく3つのコツを自動的に実践する仕掛けとなっているからです。すなわち、

(1)「早く開始(長く積み立て)」

(2)「給与の一定率の拠出(年収が増えたら増額)」

(3)「崩さず効率的に運用(長期分散投資)」――です。

まず、(1)です。企業年金では入社と同時に給与の一定率を積み立てしていきます。これにより、長期の積み立てが可能になります。22歳から60歳までとすれば、38年もの積み立てを行うことになるわけですから、毎月がたとえ小さなお金であっても最終的には大きく育ちます。

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