ミニ財布の効用 消費スタイル見直し実物カードいらずファイナンシャルプランナー 風呂内亜矢

写真はイメージ=PIXTA
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「ミニ財布にするとお金がたまるか?」と聞かれる機会が増えてきました。ハイブランドもこぞって小さな財布を出しているそうです。「春に買うから張る財布」といわれるこの季節、お財布習慣の見直しにはもってこいかもしれません。

長財布から小さな財布へ乗り換え検討

私は過去の著作「その節約はキケンです」にて、長財布を使ったからといってお金がたまるとは限らない、ということをお伝えしています。その一方で、私自身はお札を折ることにどうしても抵抗があり、10年近く、長財布を愛用してきました。

財布を変えることが、貯蓄に直結するとはいえませんが、お札の向きをそろえる、新札を多めに準備しておく、財布をいつ買う、どんな財布を使うかよく考える、といった一般的に勧められている習慣は、お金との付き合い方を振り返る機会になります。

今回、あまりにミニ財布に関する質問を受けることが増えたので、私自身も小さな財布に乗り換えることを検討してみました。

昨年のATM利用回数は3回。財布は「念のため」の位置づけに

雑貨店や百貨店を回り、ミニ財布ブームについて尋ねると、カバンが小型化していることに伴って、荷物を減らしたいというニーズが高まっているからだという返答を多く聞きました。個人的にはキャッシュレス化が進んでいることも一因といえそうだと感じています。

私も自分が現金を使う頻度を振り返ってみましたが、昨年はATMで現金を引き出した回数は3回だけでした。ちなみに最後にATMで現金を引き出したのは2018年の9月で、今のところそれ以降、現金を引き出していません。

普段は、ほぼApple PayのモバイルSuicaにLINE Payカードでチャージして支払いをしていて、そもそも財布を取り出す機会が随分と減っています。このように確認してみると、財布を「念のため持っている」という位置に格下げできないかという考えになりました。

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