会社員の社会保険料どう決まる? 4~6月の給与基に本人負担、月の報酬の15%前後

写真はイメージ=PIXTA
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「春先の働き方次第で、給与から天引きされる社会保険料の金額が変わってくるって本当?」。会社から帰宅した恵が夕食の席で幸子に聞きました。会社の後輩からの質問にきちんと答えられず、恥ずかしかったそうです。良男もこの話題に興味があるようです。

筧(かけい)家の家族構成
筧幸子(48)良男の妻。ファイナンシャルプランナーの資格を持つ。
筧良男(52)機械メーカー勤務。家計や資産運用は基本的に妻任せ。
筧恵(25)娘。旅行会社に勤める社会人3年目。
筧満(15)息子。投資を勉強しながらジュニアNISAで運用中。

筧恵 そもそも社会保険料にはどんな種類があるの?

筧幸子 会社員が若い時期から負担するのは健康保険料、厚生年金保険料、雇用保険料よ。40歳以上になればさらに、介護保険料も引かれるようになるわ。社会保険料は事業主と本人が折半で負担することが多いんだけど、本人が負担する分だけで、これら4つの合計で、月の報酬に対して15%前後になるの。税金より負担が重い人も多いわ。

筧良男 それぞれの保険料率はどれくらいなのかな。

幸子 2019年度の数字で見てみるわね。まず、会社員の健康保険は主に中小企業の社員が加入する全国健康保険協会(協会けんぽ)と、主に大企業の社員が加入する企業ごとの健康保険組合に分かれるの。協会けんぽの保険料率は、医療費の差などを反映して都道府県で違うけど、全国平均は10%。事業主と折半なので本人負担分は平均5%ね。本人負担分を個別にみると東京は4.95%。最も高いのは佐賀の5.375%、最低は新潟の4.815%よ。

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