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値上がり投信、18年の勝者はREIT 国内株は振るわず

日経マネー

2019/3/5

写真はイメージ=PIXTA
日経マネー

今回は2018年の国内追加型公募株式投資信託の騰落率ランキングを取り上げる。上位を眺めると国内REIT(不動産投信)関連一色。国内株式など下落する資産が目立つ中で、唯一気を吐いた。

J-REITの代表的な指数である「東証REIT指数」の18年の騰落率はプラス6.7%。日経平均株価のマイナス12.1%とは対照的だ。賃貸オフィス市況の好調に加え、超低金利の下でも比較的高い配当利回りが期待できることから、幅広い投資家層の資金が流入しているとみられる。

純粋な国内株投信はどうか。指数連動型を含めた500本超の中で、リターンがプラスだったのは「東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン」(5.8%)のみ。中小型株の中には、30%以上も下がってしまった投信もある。

国内株型以外で運用成績が振るわなかったのが、18年8月のリラ暴落の影響を受けたトルコ関連の投信。17年のプラス30%から、一気にマイナス40%超の下げを記録したトルコ株投信もあった。

ちなみに17年の年間騰落率ランキングは国内株投信が上位を独占。1位の「JPMジャパン・テクノロジー・ファンド」(18年5月償還)の上昇率は100%を超えた。1年で相場の様相はガラリと変わった。こういった面からも、投資先の資産や戦略の分散を常に気に掛けることが重要と言えるだろう。

(格付投資情報センター)

[日経マネー2019年4月号の記事を再構成]

これまでの「最新投信ランキング」の記事はこちらからご覧ください。

日経マネー 2019年4月号

著者 : 日経マネー編集部
出版 : 日経BP社
価格 : 750円 (税込み)


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