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ポイント賢者への道

百貨店でお得にポイント 売り場によりクレカ使い分け ポイント賢者への道(102)

NIKKEIプラス1

2019/2/27

写真はイメージ=PIXTA

百貨店がグループで発行しているクレジットカードは、その百貨店で決済に利用すると極めて高いポイント還元を受けられることが多く、人気があります。タカシマヤカードは入会当初から8%還元があります。年間利用額によって還元率が10%程度までアップする百貨店カードもあります。年会費が多少かかっても容易に元を取れるほどの特典です。ただし百貨店カードの利用にはいくつか注意すべき点があります。

まず売り場によって8%、10%といった高率のポイントを受け取れないことがあります。デパ地下の食料品売り場の店頭では還元率は1%くらいになるのが通常です。レストランなども同様です。そうであれば基本還元率が1%を超える別のクレカを使ったほうがいいかもしれません。

ブランド品を買うときも注意が必要です。欧米の高級ファッションブランド品は、百貨店カードで支払うとポイントが付かないことがあるからです。反対にブランド品によっては高率のポイントが付く場合もあります。基準が不明なときは店員に確認するといいでしょう。また筆者の知る限り、高級ブランド品であっても、百貨店カードではなく一般的なクレカで支払うと、そのポイントを獲得できるのが通常です。

最近はいわゆる共通ポイントカードを採用する百貨店が目立ちます。高島屋ではPontaポイントとdポイント、大丸・松坂屋では楽天ポイントカードを店頭で提示することでポイントを獲得できます。また共通ポイントカードは通常、百貨店カードとは併用できませんが、一般的なクレカとであれば併用できて、それぞれのポイントを獲得可能です。このように同じ百貨店であっても、売り場によりお得なポイントのため方が変わってくることを知っておきましょう。

菊地崇仁
北海道札幌市出身。1998年に法政大学工学部を卒業後、NTTに入社。社内システムやLモードの料金システムの開発などに携わり、2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。06年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、11年3月代表取締役に就任。一般からプラチナまで、57枚のクレジットカードを所有。

[NIKKEIプラス1 2019年2月23日付]

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