革製品をどう選ぶ? 第一印象を左右する「名刺入れ」スーツに最適な小物のルール(上)

プレゼンスコンサルタント 丸山ゆ利絵

プレゼンスコンサルタント 丸山ゆ利絵
写真はイメージ=PIXTA
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「服」と「服装」は違います。服とは「衣服」、つまり着るものを指します。そして服装は衣服だけでなく、靴や小物などを含め、身につけるもの全てで構成される「全体」です。ビジネススタイルでいえば、スーツやシャツ、ネクタイといった「服」を気にする人は多いのですが、小物をないがしろにして全体の「服装」の印象を損ねている人が少なくありません。今回は私が日ごろ、気になっている点について説明したいと思います。

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これではどう見ても「できない人」。何て残念な――。初対面での挨拶(あいさつ)の際、こんなふうに思うことがあります。何が目につくのかというと「名刺入れ」です。名刺入れが残念だと、スーツに問題がなくても、とっさにそう感じてしまうのです。

「残念」な名刺入れとは、どのようなものなのでしょうか。その特徴を挙げてみましょう。

■残念な名刺入れ 5つの条件

・革製ではない
・くたびれて、角が擦り切れている
・革の経年変化が過ぎて「汚い」としか見えない
・名刺を入れすぎてパンパンに膨らんでいる
・これみよがしな有名ブランド品

まず最初の「非革製」。「何がまずいの?」と驚く人もいるかもしれません。特に新人さんには「初耳」かもしれませんね。

厳格な規則というわけではありませんが、ビジネスでの小物やステイショナリー(文房具)は、革製品が基本です。さらに、ビジネスに必要な「誠実さ」や「信頼感」を感じさせたいのなら、しっかりした質の良い革のものがよいでしょう。

見た目の良さ、頑丈さに加えて、「良いものをきちんと使っている」という印象は、仕事に対する姿勢やその人の品格に結びつき、あなたの評価を知らず知らずのうちに高めてくれるはずです。

反対にお薦めできないのは、金属製のカードケースやキャンバス地などの布帛(ふはく)製のものです。カジュアルさが勝ってしまい、ビジネス感が薄れてしまうのです。私個人としては、表は革で内側が布張り、というものもカジュアル感が強めだと思います。大人のビジネスマンにはミスマッチなのです。

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