Men's Fashion

男の胸元はもっと強く栄えていい 主張強めのネクタイ

How to

おすすめは「スモーキービビッド」と「レトロ幾何学柄」

2019.2.25

MEN'S EX

Vゾーンはビジネスマンが最も強く個性を打ち出せる場。今季はそれを改めて教えてくれる主張強めのタイが豊富だ。中でもおすすめは「スモーキービビッド」と「レトロ幾何学柄」。着ければ即、いつものスーツが新鮮に。




わきまえて華やか スモーキービビッドタイをグレースーツとともに。

トレンドのイエロー、あるいはレッドやブルーといった強めのカラーを配色したレジメンタルタイでありながら、全体的にフェード感ある色調のため胸元で悪目立ちしない。

そんな「スモーキービビッドタイ」が今季は目立つ。センスよく胸元の主張を強めたいとき、重宝するだろう。とくに無彩色であるグレー系のスーツと合わせると、ネイビーほどコントラストがつかないためか、色の美しさが上品に際立つ。こういう抑制の効いたエレガンスが、“今”なコンサバスタイルを築く鍵だ。

■BARNEYS NEW YORK/バーニーズ ニューヨーク

黄・茶・黒・白ストライプで華やぎつつ引き締める

程よい華やぎとともに旬度の高さも薫らせる1本

マスタード調の黄色をベースに、黒、茶、白のストライプを配した。トレンドのイエローながら、ややスモーキーなためシックに締められる。生地は伊・コモの名門、フェルモ・フォサッティの極上シルク100%。剣先幅8.5cm。 1万2000円(バーニーズ ニューヨーク)

スーツ13万円/マッキントッシュ ロンドン(SANYO SHOKAI カスタマーサポート) シャツ2万円/ギ ローバー(バインド ピーアール)チーフ4000円/フェアファクス(フェアファクスコレクティブ)

■BREUER/ブリューワー

スモーキーな青で品よく爽やかに

誠実な印象の薄青×紺のストライプ。これで光沢が強いと若見えしすぎるが、リネン混のため光沢が抑えられ、色調もスモーキー。歳相応の落ち着いた胸元が築ける。剣先幅8cm。 1万8000円(コロネット)

スーツ11万1000円〈オーダー価格〉/麻布テーラー(麻布テーラープレスルーム) シャツ1万3000円/マッキントッシュ ロンドン(SANYO SHOKAI)

■FAIRFAX/フェアファクス

クレリックでタイのノーブルさを強調

旬のイエローにグレー×白のストライプが映えるタイ。クレリックシャツの身頃のストライプとリンクさせ、ノーブルな印象に。シルクコットン素材。剣先幅8cm。 1万円(フェアファクスコレクティブ)

スーツ18万円/リングヂャケット マイスター 206、シャツ3万6000円/リングヂャケット ナポリ(以上リングヂャケットマイスター206 青山店)

■FIORIO/フィオリオ

深みある暖色で優しげにアピール

力強いボルドー×ネイビーの太縞タイだが、全体的にフェード感ある色調ゆえ、悪目立ちしない。ざっくりした織りも胸元の奥行き作りに◎。剣先幅8cm。 1万5000円(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)

スーツ16万6000円/ルイジ ビアンキ マントヴァ(トヨダトレーディング プレスルーム) シャツ7800円/ユニバーサルランゲージ(ユニバーサルランゲージ 渋谷店)

■ATTO VANNUCCI/アット ヴァンヌッチ

接近戦でこそ華やぐリッチなメランジタイ

ベース部分は遠目レンガ色に見えるが、実はオレンジ、金、赤がメランジ調に混ざったリッチな色使い。接近戦でお洒落の年季をアピールできる、格調漂うタイだ。剣先幅8.5cm。 2万5000円(レガーレ)

スーツ8万9000円/デザインワークス(デザインワークス 銀座) シャツ3万円/ルイジ ボレッリ(バインド ピーアール)