自分で色を塗った飛行機が空を飛ぶ「お絵かきヒコーキ」。私は787の塗り絵を選択して、本物に忠実に塗りました(左)。塗った787が立体的に飛ぶんです(右)

次は「お絵かきヒコーキ」。自分で自由に色を塗った飛行機の絵を、スキャナーで読み込んでもらいます。手渡されたタブレットを持って足元を見ると、滑走路上に自分の飛行機が映し出されていました。

いざ離陸してプラネタリウムのような空間に入ると、頭上に自分の飛行機がデジタルアートの空間を飛んでいるんです。平面でしか色塗りしていないのに、360度どこから見ても私のデザインどおりに色が塗られていて感動。手元のタブレットを傾けることで飛行機を操縦できました。誰でも楽しめるお薦めアトラクションです。

バーチャル(仮想的)空間で航空会社の仕事を体験できる「エアラインスタジオ」。カートを押して機内サービスをしたり(左)、機内アナウンスをしたりできます(右)

続いては「エアラインスタジオ」。ここは日本航空(JAL)の客室乗務員の制服を着て、お仕事の疑似体験ができちゃうんです。服の上からジャケットとスカートを着て、スカーフを巻いて変身完了。憧れの制服にすでに興奮です。空港が映し出されたスクリーンの前に立って、お仕事スタートです。

飛行機に搭乗するお客様に座席の案内をしたり、憧れのカートを押して毛布を配ります。一番テンションが上がったのは、機内アナウンス。マイクのこの持ち方、やってみたかったんです(笑)。ちゃんと声が響いて、本当に機内でアナウンスしているみたい。恥ずかしいけど大・大・大興奮でした。

「フライトパーク」には、飛行機の組み立て工場にいるかのような空間で製造工程が分かる「ボーイングファクトリー」や、自分で折って作った紙ヒコーキで音と光の変化が楽しめる「奏でる!紙ヒコーキ場」。スマートフォンアプリで飛行機のパーツを集めて図鑑を完成させる「歩いて集める飛行機図鑑」、インストラクターの指導を受けながら787の操縦が体験できる「787シミュレーター」もあります。

「フライトパーク」の入場料は、大人(中学生以上)1200円、子ども(3歳から小学6年生まで)800円。並ばずに入場できる前売り券は前日まで購入可能です。広報の星野ひとみさんによると、混雑状況で当日券の販売は制限されるので、前売り券がお薦めとのこと。また平日は比較的すいているので狙い目だそうです。

無料エリアで買い物やグルメ

1階にある「ボーイングストア」(左上)。飛行機の模型はもちろん(左下)、カートや本物の飛行機部品も買えます(右上)。ここでしか買えないお菓子や日用品も盛りだくさん(右下)

有料エリアの「フライトパーク」を出ると、そこには米国以外に初出店となった「ボーイングストア」が。無料でストアだけに立ち寄ることもできます。

飛行機で実際に使われていた窓枠(約9万円)などの部品や、一度は押してみたいカート(約27万円)など、お金があったらいくらでも買えます(遠い目)。お値段もデザインもかわいいグッズや、おみやげにぴったりなお菓子や雑貨もたくさんあって、まるでパラダイスでした。

無料エリアの「シアトルテラス」。2階のフードコートからの眺めは最高で(左上)、ご覧の通りすぐ脇には787がいるんです(右上)。クラフトビールやアメリカ料理が楽しめる「THE PIKE BREWING RESTAURANT&CRAFT BEER BAR」の席からは787まで手が届きそう(左下)。テーブルにならんだご・ち・そ・う(右下)

2階と3階の「シアトルテラス」には、シアトルから日本に初出店のレストランやカフェ、雑貨店など、オシャレなお店が並んでいます。無料エリアなので入場料を払わなくても利用できます。2階は翼のすぐ下にフードコートが広がっています。小さなお子さん連れの家族やスーツケースを持った旅行客、飛行機を眺めながらお茶を楽しむカップルなど、訪れる人みんなに居心地のいい空間でした。

私は3階にある日本初上陸の「THE PIKE BREWING RESTAURANT&CRAFT BEER BAR」という、アメリカ西海岸のクラフトビール醸造所のビアレストランへ。飛行機を眺めながら、おいしいクラフトビールと料理。ほんとに最高、帰りたくない……。

「FLIGHT OF DREAMS」、これは絶対にお薦め。お近くの方は週イチで、ちょっと遠い方は月イチで通ってもいいと思います。遠くの方はまず一度、訪れてみてください。航空ファンも家族連れもカップルもみんなが楽しめます。まさに新感覚の飛行機テーマパークです!

貞平麻衣子
1981年3月16日生まれ、O型。元地方局アナウンサー。現在はホリプロに所属し、NHK-FM「クラシックカフェ」などを担当。趣味は、飛行機と愛犬とビールと旅。一人旅でアマゾン川のピラニアを釣ったり、愛犬を連れてパリに行ったりするなど、大の旅好きでもある。

(写真 おおさき こーへい)

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