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週末レシピ レンジで30分のオニオングラタンスープ

グラタンになる前の「オニオンスープ」

冒頭にも記したが、オニオングラタンスープは、パリ生まれのフランス料理。もともと、フランス第2の都市リヨンの名物料理「オニオンスープ」が、パリで「グラタン」に発展したと言われている。

小学校の頃、友人らと喫茶店に行き、みんなはパフェやジュースを注文する中、私は一人オニオングラタンスープを食べていた。それほど私は、オニオングラタンスープが大好きだ。

「食べていた」と言うのは、「飲む」という表現が適さない料理だからだ。パリでは食堂やカフェなどでも定番のメニューだが、スプーンを入れても、なかなかスープにはたどり着かない。表面は厚みのあるチーズに覆われ、そこを超えると汁気をたっぷり吸ったバゲット、さらにその下には、トロトロのタマネギがぎっしり埋まっている。スープはどこ?これは、本当に「スープ」という名でよいのか?と、勘ぐりたくなるような食べ物なのだ。

味付け不要 リヨンの「スープ」が、パリで「グラタン」になり、我が家で「トースト」に変化した

最後にもう一品、「オニオングラタントースト」を紹介する。オニオングラタンスープの汁なしバージョンのようなもの。リヨンの「スープ」が、パリで「グラタン」になり、我が家では「トースト」に変化をとげた。

<材料(2人分)>
あめ色タマネギ 1個分 / 食パン 2枚 / ベーコン 適量 / チーズ 適量
<作り方>
(1)食パンにベーコン、あめ色タマネギ、チーズをのせて焼くだけ

味付けは一切不要。あめ色タマネギさえ用意しておけば、ササッと作れる、簡単お手軽メニュー。朝食にも夜食にもピッタリで、満足感は抜群だ。

コク深く熱々トロトロの、本格的なパリ風オニオングラタンスープ。食事としても、ワインやビールのお供としても合う。春の訪れを待ちわびながら、自宅でトライしよう。

(世界料理探究家 T.O.ジャスミン)

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