アルファロメオ、新開発ディーゼルを日本に初投入
FCAジャパン(東京・港)は、新型ディーゼルエンジンを日本市場に初めて導入する。「アルファロメオ」の多目的スポーツ車(SUV)「ステルヴィオ」とセダン「ジュリア」に、新開発ディーゼルターボエンジン搭載モデルを設定する。希望小売価格(税込み)はステルヴィオが617万円、ジュリアが556万円。4月6日発売。
いずれも新たに開発した直列4気筒ディーゼルターボエンジン(排気量2.2リットル)を搭載。ステルヴィオは最高出力210馬力を発揮、停止状態から6.6秒で時速100キロメートルに達する加速性能を実現した。燃費性能は1リットルあたり16キロ(WLTCモード)と、同クラスのガソリン車に比べて最大約45%向上したという。
さらに、粒子状物質低減装置(DPF)や窒素酸化物(NOx)を尿素水で処理するSCR(選択触媒還元)システムなどの採用で、世界的にも厳しいとされる日本の排ガス基準「ポスト新長期規制」をクリア。「究極のスポーツ走行性能とシリーズ最高の経済性を高次元で両立し、高い環境性能を実現した」(同社)という。
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