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杉野遥亮、俳優として大躍進 初めて湧いた強い気持ち

日経エンタテインメント!

2019/3/6

2015年の『第12回FINEBOYS専属モデルオーディション』でグランプリを受賞し、17年の映画『キセキ ―あの日のソビト―』で俳優デビューを果たした杉野遥亮。スレンダーな完璧モデル体型と塩顔イケメンなビジュアルはもちろん、公式ツイッターでつづられる独特なワードセンスも人気で、フォロワー数は18年11月時点で28万人を超えた。ファースト写真集『あくび』も発売後すぐに1万部を超えるヒットを記録している。「こんな強い気持ちが湧いたのは初めて」と俳優業について熱く語ってくれた。

1995年9月18日生まれ、千葉県出身。2018年の『福岡恋愛白書13 キミの世界の向こう側』(九州朝日放送制作)でドラマ初主演。近作にドラマ『ゼロ 一獲千金ゲーム』(日本テレビ系)、映画『あのコの、トリコ。』『きらきら眼鏡』『春待つ僕ら』などがある(写真:藤本和史)

菅田将暉らの1993年生まれ世代に続く“95年生まれ世代”の1人で、18年は連ドラ7本、映画3作に出演など破竹の勢いを見せる杉野とは、どんな人物なのか? まずは芸能界の入り口について聞いた。

「18歳のとき、大学受験に失敗して希望していなかった学部に行くことになって。モチベーションもなく大学にもあまり行かなくなっていた頃に友達から勧められたのが『FINEBOYS』のオーディションでした。グランプリと知ったときは、すごく興奮しましたね。高校までやっていたバスケットボールの部活で地区大会優勝をした時以来の感覚というか。

ただ、オーディションの時はすごく緊張していて、多少作っていたと思うんです。それでクールな印象を持たれたみたいなんですけど、初めて事務所に行っていろいろな話をしていくなかでボロが出ちゃったみたいで…いまだに『詐欺』って言われます(笑)」

アダ名はリーサル・ウェポン

天然で人懐っこい。その言動から、『キセキ』でも共演した事務所トップコートの先輩・松坂桃李と菅田将暉から“トップコートのリーサル・ウェポン”という仰々しいアダ名を付けられた。「良くも悪くも杉野によってトップコートの歴史が変わるかもしれない」と言われたそうだ。

「最初はリーサル・ウェポンの意味が分からなくて、漠然と“いい意味なのかな?”と思っていたんですけど、今思えばとんでもないことですよ。お2人から見れば、すっごく危なっかし過ぎる存在だったと思います。『キセキ』の現場でも松坂さんにはもちろん、菅田さんにも『サインがないんです!』と言って一緒に考えてもらうなど、何から何まで頼りっきりでした。もしも自分が先輩の立場だったら、こんな後輩の世話は絶対に嫌です(笑)。

あの頃は事務所に入りたてで分からないことだらけで、初めてカメラの前に立った日もマネジャーさんとずっと反省会をしたくらい、何もできなくて。レッスンでも恥ずかしいとか劣等感とか、そういうことしか感じなかったです。自分が演技をするというイメージが全然湧かなくて、言われたことに『はい』と応えるだけで精いっぱい。やらなきゃというよりは、まず目の前の課題を1つひとつこなしていくという感じでした。

『キセキ』に関しても最初はきっとプレッシャーすら感じていなかったと思います。メインキャスト4人のうちの1人を演じる。これが大変なことだと気付いたのは撮影が終わった後くらい。この映画に出るってことは、もうただの大学生ではなく“杉野遥亮”という名前が世に出ることなんだと初めて意識して、そこから少しずつ俳優という仕事について実感していくようになりました」

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