スマホで少額投資に開眼 ロボアドサービスにも興味

「日経ヴェリタス」創刊以来の名物コラム。毎回1人の個人投資家を取り上げ、その人の投資歴の泣き笑いを赤裸々に紹介しています。
今回はギター講師さん 親から継いだマンションを足がかりに、不動産運用も検討中の30代。

2017年秋

ギター講師さん 投資をきっかけに経済の動きを考えるのが面白い

兄がデイトレードを手がけていたことから、株式投資にはもともと興味があった。手続きが難しそうとの印象だったが、スマートフォン(スマホ)を使って手軽に投資するやり方があることを知り、始めることにした。初めて買ったのはネット通販の配送で身近だったヤマトホールディングス(9064)。米アマゾン・ドット・コムも買った。スマホ証券の「ワンタップバイ」では1000円単位で買えるのが良かった。投資は毎月の余裕資金の範囲でやろうと考え、毎月1万円までと決めた。

18年10月

経済ニュースに興味を持つようになった。社会のしくみについて自分なりに考える時間が増え、投資を始めて良かったと感じる。お歳暮などで荷物量が増える時期になればヤマトHDに注目が集まり株価も上がりそうと考えていたらその通りになり、手応えを感じた。ところが世界的な株価下落が始まった。1週間くらい下落局面が続いたのをみて、含み益になっていたものはいったん全て売った。

18年12月

株安が一段と進んだ。米S&P500種株価指数に連動する差金決済取引(CFD)で証拠金の追加差し入れを求められることが増えた。結局、何度目かの証拠金追加差し入れが間に合わず、強制的に反対売買されて取引が終了。その後はCFDは止めた。

19年1月

アマゾンを除き、米スクエアなど株価がそれなりに戻ったタイミングで売る日々が続く。年末の下落局面の印象が強く、積極的には買えていない。日本株も10銘柄以上保有しており、管理が大変だ。もう少し株価が戻るようなら、全て売却して、ロボアドサービスに資金を移そうかと考えている。将来の目標は株式を通じて企業を応援すること。早く西武ホールディングス(9024)の株式を1単元単位で買えるようになりたい。

[日経ヴェリタス2019年2月17日付]

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