自分の未来、まず絵に描こう ラクガキコーチのお仕事タムラカイさん

若い人や学生にはどんなアドバイスをしたいですか?

「会社はやりたいことを探す場として使える」と語る

「会社は学校じゃねえんだよ」という言葉が一時流行しましたね。確かにそれはそうなんですが、じゃあ会社って何をする場所なんだっけ、と考えると面白いかなと思います。

忙しい日々が続くと、いつの間にか言われたことをやる場所と考えてしまう人も多いですが、実地の体験を学べる場所が会社だと思うんです。自分で営業しなくても仕事がある、もしくは営業という仕事が学べる。石の上にも3年、と上の世代は言いますが、ただ3年を無駄遣いするのではなく、3年かけて学べることがある。その間に本当にやりたいことは何だろうと考える、猶予の期間としても会社は活用できるのです。

実は大学院に行こうと思っていたし、そもそもサラリーマンになるのってダサいと思っていたこともありました。でも父親から「会社というものを知らずに独立や起業をしても、仕事相手は結局企業だからな」と言われたことがあります。仕事相手の会社のルールやどんなマインドで動いているのか、知っているだけで全然違いますよね。僕自身が大企業の人間だから理解できることがあって、今となっては父の教えはなるほど、と思います。

どうしても今はネットやSNSが発達して、22歳で起業して何億円資金調達とか、目立つ人に目が行きがちで、焦ってしまったり、自信をなくして自分を卑下しまっている子が多い印象です。

でもここまでの人生で学んだのは、何事も焦るとうまくいかなくて、結局は地道が最強ということです。30歳のときでも何者でもなかった僕の経験から言えるのは、しっかりとした土台を作った方が最終的には強い。人間関係も、多様な人材がいるということも、会社で学びました。

やりたいことがあるなら、じゃあやってみよう!という話でしかないですが、もし何をしたいかわからないと思っているなら、会社を学びの場だと捉えて、やりたいことを探すために会社を使うという発想もいいのではないかと思います。

(安田亜紀代)

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