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津田大介驚く 富士通LIFEBOOK、予想以上の軽さ

2019/2/21

もう一つ、もったいないと思ったのは、あまりにもビジネス然としたデザイン。これだけ軽くてハイスペックなモバイルノートなのだから、もう少しデザイン的な工夫がほしいと感じた。せめて豊富なカラーバリエーションなどがあれば、デザイン重視で選ぶ若者や、パソコンをスマートに持ち歩きたいミニマリスト志向の人からの支持もあがるのではないか。

とはいえ、毎日カバンに入れて持ち運ぶノートを探している人にとって、この軽さは魅力だろう。実際に使ってみて多くの人にとってメインマシンとしても不満なく使えるレベルだと感じたし、インターフェースも充実している。モバイルノートを買おうと考えている人なら、実機に触れてみる価値はあるだろう。

■ますます重要性を増すUSB PD

今回、LIFEBOOKを試用して改めて実感したのは、充電に使えるUSB PDの重要性だった。

LIFEBOOK UH-X/C3ほどではなくても、最近は軽いノートパソコンが次々と登場し、本体を持ち運ぶ負担は以前より小さくなっている。だからこそ本体だけでなくACアダプターも含めた重さが重要になってくる。せっかく本体が軽くても、一緒に持ち運ぶACアダプターがかさばったり重かったりしては意味がない。

ノートパソコンは周辺機器を含めたトータルの重さを考慮することが重要だ

その点、USB Type-Cケーブルを利用して最大100Wの大電力で充電できるUSB PDに対応していれば、モバイルバッテリーから充電できる。ノートPC専用のACアダプターを持ち歩く必要がなく、スマホで使っていたモバイルバッテリーを共有できるわけだ。泊まりがけの出張などにモバイルバッテリーだけ持っていけばいいというのは、荷物が多くなりがちな僕にとって重要なポイントだと実感した。

津田大介
ジャーナリスト/メディア・アクティビスト。「ポリタス」編集長。1973年東京都生まれ。メディア、ジャーナリズム、IT・ネットサービス、コンテンツビジネス、著作権問題などを専門分野に執筆活動を行う。主な著書に「情報の呼吸法」(朝日出版社)、「Twitter社会論」(洋泉社新書)、「未来型サバイバル音楽論」(中公新書ラクレ)など。近著に「情報戦争を生き抜く」(朝日新書)。2011年9月より週刊有料メールマガジン「メディアの現場」を配信中。

(編集協力 藤原龍矢=アバンギャルド、写真 渡辺慎一郎=スタジオキャスパー)

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