伊丹空港の新土産 ワインやビールなど希少な限定品も
約50年ぶりとなる大規模改修を進めている伊丹空港のターミナルビル。全面刷新に先駆けて18年4月には中央エリアがリニューアルオープンし、関西の有名店などが多数出店している。ここでしか買えない希少性の高い限定品も数多くある。羽田、新千歳、福岡に続いて、伊丹空港で新発売の空港限定品を中心に、喜ばれる手土産を集めた。
●空港の夕焼けを「再現」、麦芽風味豊かな限定ビール
97年から地ビールの製造を手がける兵庫・城崎温泉の老舗旅館・山本屋が、空港リニューアルに合わせて新たに醸造した麦芽100%のクラフトビール。アルコール度数は4.5%で、夕焼けをイメージした独特の色合いが美しい。
●「大阪地下街カレー」を復刻、独特のコクとうまみがクセになる
64年に大阪・梅田の地下街で誕生した欧風カレーのレシピを受け継ぐダイヤモンドカリー。店頭ではレトルトも販売しており、手土産として人気だ。和牛に加え、フルーツやスパイスを多用したコクと甘みが特徴。
●世界初の空港内ワイナリーで醸造、和食にも合う超限定ワイン
空港内のワイナリーで醸造。吟醸酒のような豊かな香りと落ち着いた酸味が特徴だ。18年12月に発売されたばかりで、限定378本と希少性が高い。今後も新作が随時登場する計画。
●銘酒の酒かすを使用、大人向けの和風チーズケーキ
兵庫県灘五郷の銘酒「福寿 純米吟醸」の酒かすに、姫路産の卵とフランス産クリームチーズを合わせたベイクドチーズケーキ。18年4月に伊丹空港限定で発売された逸品だ。酒かすの芳醇な風味が堪能でき、スイーツが苦手な人への手土産にもいい。木の升を使用したパッケージも斬新。
●もちふわ食感の新感覚どら焼き
18年4月に発売された伊丹空港限定のどら焼き。もちもちふわふわとした新食感に驚く。茜空珈琲味は、関西の老舗ロースターHAMAYAとコラボした逸品。コーヒーが鮮烈に香る。
(文:根本佳子、写真:古立康三、水野浩志)
[日経トレンディ2019年3月号の記事を再構成]
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