スイスの高級腕時計「パルミジャーニ・フルリエ」は2019年、日本国内の販売網を拡充、取扱店舗を倍増する。現在の取扱店舗は全国に8店。大都市を中心に新たに店舗を増やし、倍増をめざす計画だ。
パルミジャーニ・フルリエは時計師(時計制作職人)で時計修復師のミシェル・パルミジャーニ氏が1996年にスイスのフルリエで創業した独立系ブランド。日本市場は成長の余地が大きいと判断、積極的な攻勢に出る。
パルミジャーニは商品展開でも攻めの姿勢を示す。2019年新作として、複数のコレクションで新モデルを投入する。
「カルパ」コレクションでは、ケースの輪郭にぴったりと合った一体型クロノグラフ(ストップウオッチ機能)を搭載した「カルパグラフ・クロノメーター・チタン」を発表。ラバーストラップを採用して、スポーティーな仕上がりとした。
「トリック」コレクションでは、松かさのらせん構造をイメージしたギョーシェ彫りを施した文字盤が印象的な「クロノメーター」のほか、針を扇状に動かすレトログラード式の永久カレンダー機構を搭載した「パーペチュアルカレンダー・レトログラード」も発表した。
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