Men's Fashion

ブラッシングは順目も逆目も ウールコートのお手入れ

How to

映像でわかる 冬物のお手入れ(2)

2019.2.20

寒い冬の空気から身を守ってくれたアウターや小物を長持ちさせるためには、普段からのお手入れが大切です。目立つ汚れなどはクリーニング店に任せるとして、ちょっとした日々のメンテナンスに挑戦してみませんか。プロにコツを聞き、実際にやってみました。4回シリーズの2回目はウールコート編です。

<<(1)マフラーはこうしまう ハンガー2本で「M字」陰干し
(3)ふっくらダウンを取り戻す裏技 乾燥機で湿気飛ばす >>




まず、生地に詰まったほこりや食べかすなどの汚れをかき出します。その際、毛の流れに逆らってブラッシングします。続いて、毛並みを整えます。こちらは逆に毛の流れにそって丁寧にブラシをかけます。毛並みが整えば、毛玉ができにくくなります。ひじの内側と脇の下は、特に重点的にケアしましょう。

仕上げは、衣類用のスチーマーをあてます。アイロン面がコートに触れないように注意してください。襟の皮脂汚れが目立つ場合は、ベンジンをつけてたたくようにすると落ちます。ただし、汚れがひどい場合はクリーニングをおすすめします。

例えば毎週末、こうしたお手入れをすることで、コートの劣化を防ぐことができます。

監修:カミヤクリーニング 神谷知伯 衣装:シップス、ヴァルディターロ、ルイジボレッリ、ニッキー(以上シップス銀座店)

<<(1)マフラーはこうしまう ハンガー2本で「M字」陰干し
(3)ふっくらダウンを取り戻す裏技 乾燥機で湿気飛ばす >>

「How to」記事一覧