MONO TRENDY

Bizギア・フラッシュ

机にあるとワクワク 文具好き女子おすすめの10選

NIKKEIプラス1

2019/2/10

デザイン性の高い文具が、続々と登場している。お気に入りのアイテムがあると、日々の気分はぐっと華やぐ。手元にあると心が躍る文具を、女性の専門家が選んだ。

■「女子文具」で仕事楽しく

華やかな見た目が特徴的な「女子文具」に注目が集まっている。2017年に東京で初めて開かれた「文具女子博」には70社以上のメーカーが出店し、3日で約2万5千人を集めた。そこで今回は、文具好きの女性11人に、机にあるとわくわくするような文具を選んでもらった。

文具の中でも、最近特に人気があるのがマスキングテープ。もともと塗装の際などに使う工業用だったが、きれいにはがせることから、書類やメモに彩りを加える文具として女性に支持されている。今回も関連製品が4つランクインした。ステーショナリーディレクターの土橋正さんは「日々の仕事の中で、ほっとしたりやる気にさせてくれたりすると感じる人が多い」と話す。

土橋さんによると「働き方改革」と「カスタム」も最近の文具のキーワード。自席を決めない「フリーアドレス」に便利な文具の収納グッズや、会議を快適にするノート型のホワイトボードなどが登場。白い紙に、予定表を枠組みから書き込んでいく手帳も人気だという。

文具店や雑貨店をのぞいてみると、仕事を楽しくしてくれるお気に入りが見つかるかもしれない。

1位 カルカット クリップタイプ
(コクヨ) 460ポイント
テープ、簡単・きれいにカット

マスキングテープを挟んで、テープをカットできるクリップ。簡単に取り付けられ、きれいにカットできる。「ありそうでなかった製品。自分の手で切ると斜めになるなど問題点が多かったが、これ1つで全部クリアできる」(枝並綾さん)

淡いクリーム系の色合いのボディーが印象的。「いろいろな用途に対応できる。ジェリービーンズみたいで見た目もかわいらしい」(景安友恵さん)。直線状に特殊加工した「カルカット刃」を備え、ギザギザではなくまっすぐ切ることができる。「マスキングテープユーザーの必需品。簡単に取り外せるし切り口もきれい。ころんとした見た目も女性にぴったり」(福島槙子さん)

(1)ライトブルーやホワイトなど6色。10~15ミリ幅用、20~25ミリ幅用の2タイプで計12種類(2)388円(10~15ミリ)、410円(20~25ミリ)(3)https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/karucut/type_Clip.html

2位 ココフセン ベーシック
(カンミ堂) 440ポイント
手帳やパソコンに貼って

ケースつきの付箋「ココフセン」シリーズの新製品。金の箔押しで上質感のあるケースと、シンプルで柔らかい色合いのフィルム付箋で「オトナ文具」をイメージした。「色と柄が本当に華やか。手帳や書類がかわいくスタイリッシュになる」(野田響子さん)

ココフセンは粘着力のあるケースを本や手帳に貼り、持ち運びもできる利便性が人気のシリーズ。これまでは使い捨てだったが、詰め替え式を採用。付箋も単色ごとに買えるようになった。粘着力は水拭きすれば回復する。細い付箋は下の部分の色が薄くなっており、読書を邪魔しない配慮がされている。

「トレンドの『ニュアンスカラー』(落ち着いた色合い)でノート作りが楽しくなる」(今津朋子さん)、「くすんだ色合いに癒やされる。パソコン画面の枠部分に貼ったら仕事がはかどりそう」(本間万里子さん)。

(1)Mサイズはアイボリー、ダークグレー、ライトグレーの3色、Sサイズはクリアーのみ。詰め替え用付箋はMが6種、Sが2種(2)421円(S)、388円(M)(3)http://www.kanmido.co.jp/products/cocofusen/cocofusen_basic.html

3位 SHIKIORI〔四季織〕マーカー
(セーラー万年筆) 420ポイント
季節感のあるカラー

2017年に発売した万年筆用のボトルインク「四季織」全20色を、水性染料インクで再現した。紫がかった「時雨(しぐれ)」や深い緑の「常磐(ときわ)松」、寒さを和らげる暖かさをイメージした「囲炉裏」、薄緑の「若鶯(わかうぐいす)」など、独特の表現で1つの季節を5色で表現。「季節感のあるカラーがすてき」(やまぐちまきこさん)。季節ごとに使うペンを変えたり、時節のあいさつに色を合わせたり。四季がある日本独特の使い方が楽しめる。

適度なコシがある筆タイプと、細かい書き込みに便利な細字の組み合わせ。「色合いがすてきで店頭販促(POP)を作るときなどに便利。滑らかな筆ペンで描き心地が抜群」(松田紀子さん)

「ちょっとレトロでベーシックな持ち手のデザインもいい。手紙が書きたくなる」(五十嵐ミワさん)。

(1)20色(2)1本216円、20色セットは4320円(3)http://www.sailor.co.jp/lineup/marking-pen/26-5207

4位 マスキングロールステッカー
(bande) 410ポイント
シールにも 組み合わせ楽しく

ネコや花など様々な絵柄が連続して描かれているマスキングテープ。テープとしても使えるが、1つの絵柄ごとにめくってシールのようにも使える。人気のネコシリーズは顔だけ、胴体だけ、足だけとそれぞれ製品があり、気に入った柄を自由に組み合わせて楽しめる。

「貼ってもはがせるのがいい。季節限定の柄があって目が離せない」(菅未里さん)。手帳や手紙などを飾るのに使え「貼っていくときに組み合わせを考えるのが楽しい」(福島さん)。「色紙やお祝いのメッセージなどに添えて使いたい」(野田さん)。

(1)ねこのパーティー、ぶどうなど126種類(2)378~1296円(3)https://bande.ne.jp/

5位 システム手帳
(マークス) 370ポイント
リフィルで自由自在

女性向けに特化して開発したシステム手帳。カバーは、シンプルで大人っぽい色合いからポップな柄までそろえた。横約18センチ、縦約23センチと大きめだが、軽量の素材を採用し、持ちやすい。

「安易な『女性向け』ではなく細部のこだわりがある」(菅さん)。日付を自分で書き込むなど自分だけの手帳を作れる。手帳の中身「リフィル」はA5サイズで、ドット方眼や無地、予定表など自由に取り換えられる。「職種に合わせて使いやすい」(枝並さん)、「かわいい見た目でテンションがあがる」(今津さん)。

(1)ピンク、ブルー、ハートなど8種類(2)無地3456円、柄3672円(3)https://marks.jp/product/system-techo.html

5位 水性ペンで書けるマスキングテープ
(マークス) 370ポイント
キッチンでも便利

油性ペンでなければ書き込めないマスキングテープが多い中で、使い慣れた水性ペンで書ける画期的なテープ。「作業中にいちいちペンを変えなくてもいい。デスクだけではなく、キッチンで賞味期限を書き込んだりするのにも使える」(野田さん)

幅は15ミリ、24ミリ、40ミリなどがあり、無地やハート、リボン、方眼などデザインも豊富。「使い勝手がいいし、クリアファイルごとに書類を整理するのが楽しくなりそう」(今津さん)。「子供におにぎりの具を教えるときにも使えそう」(松田さん)。

(1)ドットブルー、方眼ブルーグレーなど66種類(2)388~928円(3)https://marks.jp/product/maste.html

7位 ライトライト
(ゼブラ) 350ポイント
光るペン先 防災用品としても

ペン先が光るボールペン。ミニ電池が内蔵されており、ノックするとペン先の発光ダイオード(LED)ライトが点灯。「想像以上の明るさ」(三橋節代さん)。アルミ素材を使い、19グラムと軽く丈夫な本体を実現。手袋をしていても握りやすいグリップで、「アウトドア需要が高まる中で楽しく便利に使えそう」(五十嵐さん)。

「何かあったときに懐中電灯にもできる」(景安さん)と防災用品として評価する声も。「夜のイベントやキャンプでも重宝しそう」(松田さん)とありそうでなかった機能が評価された。

(1)ピンクやホワイトなど4色(2)540円(3)https://www.zebra.co.jp/pro/lightwrite/index.html

8位 ゼムクリップ
(マインドウェイブ) 290ポイント
形さまざま 書類の名脇役

キャンディーやフラミンゴなど様々な形をしたクリップ。赤や黄色、緑など色も豊富だ。「影の薄い存在だったクリップをここまで仕上げた点を評価したい」(菅さん)。資料や手帳のインデックスとして使え、「社内資料に使ったら変化があって少し楽しく仕事ができる」(三橋さん)。

セリフを囲む吹き出しの形をしたクリップを使えば、一言添える演出もできる。「立場が上の人とのやり取りに使える名脇役」(五十嵐さん)。「メモや書類に添えて使うとテンションがあがる。コミュニケーションツールとしても活躍しそう」(景安さん)。

(1)数十種類(2)300~500円台が中心(3)https://post.mindwave-store.com/list/system?cc=330

9位 maco(マコ)
(カンミ堂) 260ポイント
テープ手軽に持ち歩こう

市販のマスキングテープを巻き取って収納できる、ペンサイズのホルダー。本体に小巻き器が1つ、専用の芯が5本付属しており、使う前にテープを巻き取っておく。「マスキングテープはかさばりがち。持ち運べるという着眼点とかわいらしいデザインがいい」(やまぐちさん)

最多で4つのテープを同時に収納できる。取り出し口にはカッターが付いているので、きれいにカットできる。「手帳と一緒に持ち歩きたい。楽しくて便利」(枝並さん)、「これまでの製品よりも手軽に小さく巻ける。外出先で気軽に使える」(福島さん)。

(1)ホワイトやネイビーなど4色(2)669円(3)http://www.kanmido.co.jp/products/maco.html

10位 GLOO(グルー)瞬間接着剤
(コクヨ) 250ポイント
塗った場所分かりやすく

著名デザイナーの佐藤オオキ氏がデザインした瞬間接着剤。塗ったところが赤くなり、光に反応して15分ほどで色が消える。「塗ったところが分かりやすい」(福島さん)。「従来の接着剤にはないデザインでおしゃれ。デスクにもペンケースにもマッチする」(景安さん)

キャップは開けやすくて転がりにくい正方形で、二重構造にして密封性を高めた。ノズルは斜めにカットして塗りやすくした。コンパクトな円柱形で「使用中も立てられて便利」(三橋さん)。

(1)液状とゼリー状の2種類(2)液状は507円、ゼリーは540円(3)https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/gloo/

◇  ◇  ◇

ランキングの見方 数字は専門家の評価を点数化。製品名、メーカー名。(1)色や種類など(2)税込み価格(3)製品紹介・販売サイト。写真は山田麻那美撮影、スタイリングは西崎弥沙。

調査の方法 文具ライターや雑誌編集者など専門家の協力で、見た目や機能が優れていて「見たり使ったりすると心が躍る」27製品をリストアップ。女性の専門家11人に実際に使ってもらい、「机の上にあるとわくわくする」「使い心地がいい」などの観点で順位をつけてもらい、編集部で集計した。

今週の専門家 ▽五十嵐ミワ(「CanCam」副編集長)▽今津朋子(東急ハンズ文具バイヤー)▽枝並綾(丸善丸の内本店一般文具担当)▽景安友恵(ロフト文具雑貨部バイヤー)▽菅未里(文具ソムリエール)▽野田響子(文具専門紙「旬刊ステイショナー」編集部)▽福島槙子(ウェブマガジン「毎日、文房具。」副編集長)▽本間万里子(「CLASSY.」編集部)▽松田紀子(「レタスクラブ」編集長)▽三橋節代(日本秘書協会)▽やまぐちまきこ(文具ライター)=敬称略、五十音順

[NIKKEIプラス1 2019年2月9日付]

NIKKEIプラス1「何でもランキング」は毎週日曜日に掲載します。これまでの記事は、こちらからご覧下さい。

MONO TRENDY 新着記事

MONO TRENDY 注目トピックス
日経クロストレンド
ワークマン快進撃 ユニクロ超えの1000店舗体制へ
日経クロストレンド
4万円台のXperia ドコモ夏商戦の切り札となるか
日経クロストレンド
キリン淡麗とサントリー金麦 緻密なリブランド戦略
日経クロストレンド
メルカリ愛用者 なぜ新品を衝動買いしやすいのか
ALL CHANNEL