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人生を変えるマネーハック

賃上げは物価上昇考慮し評価 ぬか喜びで散財しない 物価上昇をマネーハック(2)

2019/2/11

写真はイメージ=123RF

今月のマネーハックは実は怖い「物価上昇」の足音について考えてみようというのがテーマです。

私たちの周囲では名目上の値上げだけでなく、「内容控えめ」という実質値上げも行われており、もしかするとすでに物価上昇時代に突入したのかもしれないと先週お話ししました。

そして家計防衛のためには、まめに商品の価格をチェックしてなるべく安く買い物をすることだと述べました。

もう一つ重要なのは賃上げです。実はこちらも物価の上昇をにらむと上がったと喜んでばかりはいられないのです。

■今年も賃上げの期待は高まっているが……

2月6日付日本経済新聞朝刊に「春季交渉、労使トップ会談 賃上げ『手法』で攻防」というタイトルの記事が掲載されました。交渉に当たり、経営側は年収ベースの引き上げや総合的な処遇改善を強調し、労働組合側はベースアップ(ベア)と賃金の絶対水準を重視しているそうです。

一般的なスケジュールでは大手企業の労働組合は2月中旬に経営側に要求を出し、3月13日の集中回答日に向けて労使交渉が行われます。いわゆる春闘です。会社員としては自分の給与が上がるかどうか気になるところです。

就職情報サイト「マイナビ」の正社員で勤務する25、30、35歳の転職意向のある男女495人を対象とする「ベースアップに関する実態調査(2018年)」によると、18年春にベースアップがあったとの回答が34.7%(ベースアップと定期昇給両方あったを含む)に上りました。これに定期昇給だけあったとの回答を加えると18年春は67.0%が給料が上がったといいます。

過去3年間をさかのぼっても毎年おおむね60%で給料が上がっていることになり、「最近は給料が上がっている」と感じている人が増えているのではないでしょうか。

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