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日テレ女性キャスター 「提案が通らない」壁の越え方

2019/2/12

日本テレビキャスターの小西美穂さん

組織の中でがむしゃらに働いた経験も、プライベートの寂しさや仕事の行き詰まりに焦りを感じた経験もある、日本テレビのキャスター小西美穂さん。書籍「小西美穂の七転び八起き」(小西美穂著、日経BP社刊)の読者と一緒に、働く女性の多くがぶつかる悩みについて考えました。今回は、「提案が通らない」壁の乗り越え方について。同じようなモヤモヤ、抱えている人はいませんか?

◇  ◇  ◇

【本日のお悩み】「せっかく転職した職場で提案が通らず、力が発揮できない。ずっと働くイメージを持てない」

【悩んでいる人】
清水さん(27歳・メーカー・SE/既婚・子どもなし)
やりたい仕事を求めて1年前に転職。しかし、その後に会社の体制が大きく変わり、社内の雰囲気がどんより。新しい提案も通りにくい職場で、このままスキルアップができるのかもんもんとする日々。将来、子どもも欲しいので2度目の転職も早めに考えるべきか悩み中。

――清水さんは、SE職ということで男性が多そうな職場ですよね。転職にも悩んでいらっしゃると聞きました。

清水さん はい。私は女性が多い職場から転職して、今の職場に移ったんですが、男性よりも女性が活躍しにくいのかなという雰囲気は感じています。さらに最近悩んでいるのは、自分が今後成長できるイメージを持てないことです。実は、転職して入った後に会社の体制が大きく変わってしまって。そこで出てきた問題について対策を講じる役目を任せられて、今その担当チームに入っています。自分なりに考えて練った案を提出しているのですが、「そこまでコストはかけられない」と突き返されることがほとんど。今の会社には、前向きな変化や新しいチャレンジができると思って転職したため、このままここにいて、転職組の私が活躍できるチャンスは巡ってくるんだろうかと不安に感じるようになったんです。

小西 清水さんは、今の仕事は好き?

清水 お客さんの立場に立って要望を聞いて一緒に問題解決をしていくという営業SEの仕事自体は好きです。でも、何か新しいことを会社に提案したときに「お金がない」という理由だけでバッサリ切られ続けるのだとしたら、この先はどうしたらいいのかなぁと。実はちょっと転職活動もしてみました……。

小西 今IT系の人材って引く手あまたと聞くけれど?

清水 選ばなければ転職先は見つかると思います。でも、20代で何度も転職すると、あまり信頼してもらえないんじゃないかという気もして足踏みしています。いずれ子どもも欲しいと思うと、ワークライフバランスもある程度確保できる職場がいいのかな、転職してすぐに子どもを産むのは難しいから動くとしたら今なのかな、と揺れています。すごくワガママな考えだって分かってはいるんですけど……。

「これが自分の限界かな」と思った時にできること

小西 全然ワガママじゃないよ。みんな、同じようなことで悩んでいると思うから。でも、転職を検討する前に、まずは、今の部署で提案がどうして認められないのかを考えてみたほうがいいかもしれないですね。管理職的視点でいうと、清水さんに求めているのはなんだろう。「コストをかけない提案をしてほしい」ということ?

清水 それは何度も言われていますね。過去に通った提案とかを見ても、コストカットのアピールが目立ちますし。会社としても「IT投資」と表向きには言いながら、実際にはコスト削減の手段なんです。

小西 だったら、コストカットの方向で提案してみるというのは考えにある?

清水 そうですね。ただ、自分の中には、もうちょっと「投資」という考え方をするべきではないのかという思いがあります。

小西 私の場合で置き換えて考えてみるとね。もしも私が自分の提案が通らなかったとしたら、「なぜ通らないか」を徹底的に考えてみると思う。会社が提案を通してくれない理由はなんなのか。

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