Men's Fashion

胸元、華やかに淡く タイやストールで春を先取り

How to

2019.2.8

MEN'S EX

服装のシーズンはもう春。スーツはまだ冬物でも、胸元で春を先取るのが洒落者のたしなみだ。新たな気分で楽しめる、最新胸元トピックを解説しよう。




■KEYWORD 1:CHAMPAGNE GOLD

装い華やぐ淡金の輝きシャンパンゴールド

美しい光沢で相手の目を楽しませるシャンパンゴールド。華やかながら金より淡い色合いでキツく見えないのがポイントだ。ベージュタイの感覚で日常使いしてもよし、新年の式典などハレの場にも重宝するだろう。ツルツルのソリッドよりは、柄入りのものが合わせやすくオススメだ。 タイは下のフェアファクス。スーツ26万円/リングヂャケットマイスター206(リングヂャケットマイスター206 青山店) シャツ2万9000円/バルバ(グジ 東京店) チーフ〈スタイリスト私物〉

織り柄のものが汎用性高し

左:CHARVET/シャルベ
光の角度によってブルーとゴールドが複雑に入り混じる魅惑的な色合い。豊かなシルクの光沢がラグジュアリーな印象も醸し出す。 2万4000円(日本橋三越本店)

中:MACKINTOSH LONDON/マッキントッシュ ロンドン
グレーの糸を混ぜ、ややマットに織り上げたジャカード。小柄のペイズリーで派手さを回避。 1万4000円(SANYO SHOKAI)

右:FAIRFAX/フェアファクス
トラッドなヘリンボーン織りも淡金の色みでここまで華やかに。 1万円(フェアファクスコレクティブ)

■KEYWORD 2:MULTI STRIPE

1点挿しで無地スーツを彩るマルチストライプ

王道のストライプは、多色使いのものが今年の注目株。単品だと派手そうだが意外とVゾーンに馴染み、シックな無地系スーツのアクセントとして活躍。新年らしい気分の高まりも表現できて前向きなムードでビジネスに取り組めそうだ。 左:スーツ11万7000円〈オーダー価格〉/麻布テーラー(麻布テーラープレスルーム) シャツ3万6000円/リングヂャケット ナポリ(リングヂャケットマイスター206 青山店) チーフ〈スタイリスト私物〉 中:スーツ18万円/ザ・クロークルーム トウキョウ(ザ・クロークルーム トウキョウ) シャツ2万1000円/ポール・スチュアート(SANYO SHOKAI) チーフ〈スタイリスト私物〉 右:スーツ19万円、ベスト4万5000円/以上ギーブス&ホークス(ヴァルカナイズ・ロンドン) シャツ4万9000円/イザイア(イザイア ナポリ 東京ミッドタウン) チーフ〈スタイリスト私物〉

左:JOHN COMFORT/ジョン コンフォート
アースカラーが渋色のスーツに◎
グリーンやオレンジなどアースカラーを用いたマルチストライプ。渋いトーンなので、グレーやブラウンのスーツと合わせるとキレイにまとまる。コシのあるツイル地も魅力だ。 1万3000円(フェアファクスコレクティブ)

中:ROBERT FRASER/ロバート フレイザー
多色の細縞で紺ベースも新鮮
ウールコットンの生地を使用し、マットな発色に仕上げた一本。細縞の多色使いにより、紺ベースのタイながら非常に新鮮な印象だ。クレリックシャツを合わせて爽やかに装うのがコーディネートのコツ。 1万円(アイネックス)

右:STEFANO BIGI/ステファノ ビジ
控えめな発色で多色初心者でも安心
多色使いだが控えめな発色で、マルチストライプ入門にオススメ。ブラックベースなので、グレースーツとベストマッチだ。光沢が美しいシルクサテン素材もポイントで、胸元に高級感を添えられる。 1万7000円(リング東京店)