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日本株探知機

ニュースで投資判断 材料「斜め読み」で一手先を物色 日本株探知機(5)

2019/2/7

銘柄の投資判断につなげるためには日々のニュースを実際にどう読み解けばいいのでしょうか。今回は実例をみながら、クイズ形式で楽しく学んでいきましょう。

1月17日に2019年3月期の連結純利益が前期比14%減の1120億円になると発表した日本電産は、永守重信会長が減益の要因に米中貿易摩擦をあげ、「尋常ではない変化が起きた」とコメントしました。同31日に決算を発表したファナックも10~12月期で42%の営業減益となり、米中の貿易摩擦に激しく揺さぶられました。

その会社にネガティブな材料が出て、当該企業の業績が悪くなる、と考えるのは至極当然の解釈で、株式の購入を手控えるのは定石といえる判断でしょう。また、中国向け事業の比重が高いほかの銘柄についても、同様の判断ができるといえます。

■材料を多面的に分析する

ただ、材料をあえて素直に受け止めないで、あまのじゃくのように解釈したり、A社の材料をまったく異なるB社の材料ととらえたり、多面的にみることが投資の勝ちにつながるケースもあります。つまり、A社にネガティブなニュースが出れば、A社の業績悪化の懸念が出るのが自然な流れですが、それがB社の業績拡大期待につながらないか、と考えるパターンです。

理屈でいってもわかりにくいでしょうから、1問クイズ形式で解いてみましょう。

1月29日18時に速報した「『1円スマホ』駆け込み販売」では
・政府は通信料金を原資にした端末の大幅値引きをなくし、通信料金を下げたい
・このため4月以降、通信と端末のセット割り引きが禁止される
・割引販売が禁止される前の駆け込み販売が発生している

といった内容を伝えました。

では問題。

このニュースで取り上げられている通信と端末の分離をきっかけに、業績の拡大が期待されそうな銘柄を、1社選んでください。
1.KDDI
2.ヤフー
3.ゲオホールディングス

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