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イギリス伝統のパイやスイーツ楽しむ 東京・三軒茶屋

2019/2/11

伝統的なペイストリー「コーニッシュ・パスティ」

その中でまずトライしてほしいのは、イギリス・コーンウォール地方発祥の伝統的なペイストリーである「コーニッシュ・パスティ(Cornish Pasty)」だ。ショーケースの説明書きには、「耳の部分を手で持って食べ、食べ残した耳は妖精に食べてもらいましょう!」という、かわいらしい文句。

「地元ではその昔、鉱山作業者がランチに食べていたそうです。一生懸命働いた手で耳の部分を持つと汚れてしまうから、その部分を捨てるエクスキューズとして、『妖精に食べてもらおう』と言われるようになったようです」。朋子さんはそう説明してくれるが、「持ち手」になるだけあって、かなりボリューミーな耳ゆえ、妖精のおなかがパンパンに膨れ上がらないかいささか心配である。

カットすると、ポテトやかぼちゃ、お肉などの具材がぎっしり。店内でいただく場合は、リンゴと野菜を煮込んで作った自家製無添加の「ブラウンソース」を添えてくれるので、味の変化も楽しめるのがうれしい。ソース作りの担当は朋子さんのご主人。店に顔を出すことは少ないが、自宅で黙々とソース作りや経営に専念しているのだとか。

ブラウンソースと相性のいい「ステーキ&キドニーパイ」

コーニッシュ・パスティと同じく「ブラウンソース」と相性のいいおすすめメニューが、「ステーキ&キドニーパイ(Steak & Kidney Pie)」。こちらは、ステーキの塊肉とキドニー(腎臓)をグレービーソースで煮込んでパイ生地で包んだもの。

キドニーパイはイギリス全土で古くから愛されるメニュー。日本ではなじみが薄いため、腎臓と聞くと驚くかもしれないが、あっさりめのレバーのような食感でパイやステーキ肉ともよく合う。

どちらのメニューも、イートインの場合はアツアツの状態で出してくれるので、バラエティー豊かなフレーバーがそろうオーガニックティーやコーヒーと合わせて召し上がれ。

イギリスらしさ全開のメニューをもう一品紹介しよう。

サクサク軽い食感のパイ生地で、肉屋さんに特注した無添加ソーセージを包んだ「ソーセージ・ロール(Sausage Roll)」だ。こちらのパンは、腸詰めせずにソーセージの中身だけで作ったソーセージ・ミートを使用しているため、日本のソーセージパンとはひと味違った食感を楽しめる。

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