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ウィンドウズ7サポート切れまで1年 どう対応すべき

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NIKKEI STYLE

日経PC21

2020年1月14日、パソコンの基本ソフト(OS)「ウィンドウズ(Windows)7」のサポートがついに終了する。ウィンドウズ7を安全に使い続けられる期間は、残り1年を切った。

確かに、サポートが終わったからといって、パソコンが動かなくなるわけではない。電源を入れれば起動するし、そのまま使うこともできる。サポート終了の最大の問題は、セキュリティー更新プログラムが提供されなくなり、脆弱性を狙う攻撃者の格好の標的となることだ。

トラブルが起きてもメーカーの対応は望めず、新しい機器やアプリも使えなくなるなど、徐々に使いづらくなっていく。

サポートが切れるとどうなる?

セキュリティー更新プログラムの重要性は、17年に発生した「ワナクライ」の事件を思い起こせば明らかだ。ワナクライは、パソコンのデータをロックして脅し、金銭を要求するランサムウエア(身代金要求型ウイルス)。セキュリティー更新プログラムを適用していないウィンドウズ7を主な標的とし、世界中で猛威を振るった。

こうした被害に遭いたくないなら、ユーザーが取るべき道はただ一つ。古い7を捨て、新しいOSに乗り換えることだ。ウィンドウズ8.1もすでに延長サポートに入っていることを考えれば、利用すべきOSはウィンドウズ10の一択といえる。

「まだ1年あるから」という油断は禁物。OSの乗り換えには、さまざまな作業が必要になる。アップグレードがうまくいくとは限らないため、失敗したときの対策も必要だ。日本ではまだ3割以上のパソコンでウィンドウズ7が稼働しているとのデータもある。

これらのユーザーが1年足らずで移行するとなれば、欲しいパソコンが品切れになるなどの混乱も起こり得る。早めに検討し、準備を進めるに越したことはない。

不正な攻撃はセキュリティーソフトで乗り切れると考えているなら、それは甘い。脆弱性が見つかっても補強されないウィンドウズは、穴の空いた壁のようなもの。攻撃によっては、セキュリティーソフトだけでは対応できない。もちろん、ネットワークへの接続を断ち、USBメモリーなども使わず、完全に隔離した状態で使えば、ウイルスなどの侵入は避けられる。しかし、ネットにつながらないパソコンは不便極まりなく、利用する機会も減るだろう。

移行前に押さえるべき点、10に乗り換える3つの方法

OSの乗り換えは新しい家に引っ越すようなもの。「こんなはずじゃなかった」と後悔しないよう、移行前に押さえるべきポイントを見ていこう。

まず、ウィンドウズ10への乗り換えは多くのメリットをもたらす半面、使い勝手が変わり、使い慣れた機能がなくなるなどのデメリットがあることも頭に入れておきたい。

移行方法を決める重要なポイントは、7で使用している機器やアプリが10で使えるかどうかだ。メーカーでは機種ごとの対応状況をホームページなどで公開しているので確認してみよう。

パソコン本体がウィンドウズ10に対応していない場合は、残念ながらパソコンごと買い替えるしかない。周辺機器やアプリは10でも使える可能性が高いが、使えないときに代替品があるかどうかをチェックしておきたい。

ウィンドウズ10に乗り換える方法は3つある。1つめは、7を使っているパソコンをそのまま10にアップグレードする方法。機種や環境によって多少のトラブルが発生する可能性はあるものの、アプリやデータをそっくり引き継げるため、うまくいけば最も簡単だ。

2つめは、10を「クリーンインストール」する方法。せっかくアップグレードするなら、この機会にドライブ全体を消去して、まっさらな状態から再スタートしたいという人にお薦めだ。アプリやデータを移行するのにそれなりの手間がかかるが、7時代の「ゴミ」が残らないので、10をきびきびと快適に利用できる可能性がある。

3つめは、新しいパソコンの購入だ。トラブルを避けたいならこれが一番だが、購入費用がかさむのが難点。今使っている7パソコンを使い続けたいかどうか、そして予算との相談になる。

なお、ウィンドウズ10はサポート切れがなく、約半年ごとに無償提供される大型アップデートにより、常に進化させながら使い続けられる。この機会に10に移行すれば、OSのサポート切れやバージョンアップの心配はなくなるわけだ。

ただし、厳密には細かいバージョンについてサポート期間が設定されている。期間内に大型アップデートを適用しないとサポート対象外になるので注意しよう。

[日経PC21 2019年3月号掲載記事を再構成]

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