MEN’S EX

2019/2/6

■貴族やカントリーの生活が発祥“英国チェック柄”

5. BEGG & CO/ベグ アンド コーのタータンチェックマフラー
本来、スコットランドの氏族たちが他と識別するために用いたタータンチェック(格子が二重三重となって構成される柄)など、家柄や職業を発祥とするチェック柄が多いのも英国の特徴だ。(5):ラムウール×アンゴラで織られたマフラーは、毛足が長く、滑らかな肌触り。縦180×横32cm。 1万8000円(ボーダレス)

■縞の柄行きでアイデンティティを表した“所属を示す、ストライプ小物”

6. A.E.CLOTHIER/エーイークロージャーのスクールマフラー
7. ATKINSONS/アトキンソンズのレジメンタルタイ
レジメンタルストライプは、レジメント(連隊)が部隊の所属を軍旗のストライプで示したことに由来。タイでは(7)のような左下がりが英国式。スクールマフラーも同様に学生の所属を表す。(7):クラシックな柄行きは同ブランドならでは。 (6):9000円(グラストンベリーショールーム)。(7):各8000円(ニュー&吉田スーツ)

■カントリーシーンを感じさせる“動物モチーフ小物”

8. DRAKE’S/ドレイクスのネクタイ
小物に取り入れられる動物モチーフも英国らしい意匠の一つ。英国王室所有のアスコット競馬場では、来場者はドレスアップして競馬を楽しむが、そのように馬のモチーフも英国文化に深く根付く。さらに、貴族が楽しむハンティングに由来する犬や鳥のモチーフも英国らしい。(8):締めやすさと緩みにくさは、同ブランドの特徴。 2万円(ドレイクス 銀座店)

■コートと合わせた3点セットが紳士のルール“グローブ & ハット”

9. DENTS/デンツのペッカリーグローブ
10. JAMES LOCK & CO/ジェームスロックのハット
英国的クラシックな装いの三種の神器といえば、コートとグローブ、ハットだ。入室時にコートを脱ぎ、ハットの中にグローブを入れる姿は、まさにジェントルマン。(9):吸い付くようなフィットは伝統が成せる技。(10):300年以上の歴史を持つ老舗の中折れ帽。 (9):5万1000円(真下商事)。(10):5万円(CA4LA ショールーム)

【 英国マメ知識 2】
代表チェック柄の由来を学ぶ

グレンチェック/3種以上の小さな格子の矩形を交互に配して大きな格子とした柄。スコットランドのアーカート峡谷に由来。正式名称は、グレナカートプレイド。
タッタソール/クリーム色などの地に2色の細い線で構成される交互格子柄。「タッタソール」というロンドンの馬市場で使われていた馬用のブランケットが発祥。
シェパードチェック/スコットランドのシェパード(羊飼い)が愛用した布地が発祥とされる。同幅で縦横に走らせた白黒の格子柄。日本語では、小弁慶格子と称される。
千鳥格子/日本では、連なる鳥に似ていることからそう呼ばれるが、英国では猟犬の牙が並んだように見えるためハウンドトゥースとも呼ばれる格子柄。

※表示価格は税抜きです。

撮影/野口貴司(San Drago)〈人物〉、若林武志、久保田彩子、手塚 優(BOIL)〈静物〉 スタイリング/四方章敬 構成・文/小曽根広光、伊澤一臣 文/秦 大輔、吉田 巌(十万馬力)、間中美希子 イラスト/綿谷 寛、高橋智也、中根ゆたか、林田秀一

MEN'S EX

[MEN’S EX 2019年2月号の記事を再構成]

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