
普段の装いに1点加えることで英国的な趣を演出できるアイテムをご紹介。文化的な背景を知り、スタイリングに取り入れてみては。

■細巻きをステッキのように持ち歩く“一本傘”
1. FOX UMBRELLAS/フォックス・アンブレラの一本傘
天候の変わりやすい英国では、必需品の一つである傘。英国紳士たる者、細巻きの一本傘をステッキのようについて歩く。紳士の風格を演出できるアイテムだ。(1):ウォルナットの木から彫り出したシャフトを基に、クラシカルな8本骨のダブルフレームでできている。 7万9000円(ヴァルカナイズ・ロンドン)
■馬具由来の伝統レザー“ブライドル、サドルレザー”
2. UNION WORKS/ユニオンワークスのサドルレザーベルト
3. GLENROYAL/グレンロイヤルのブライドルレザークラッチバッグ
耐久性に優れ、よくしなる馬具用のレザーを用いた小物や鞄は、重厚な雰囲気の装い作りに一役買う。馬への親しみが高い英国を象徴する革だ。(2):鞍に使うサドルレザーを用いたベルト。バックルには、真鍮を採用。(3):張りのあるブライドルレザーは、使うほどに光沢が増す。 (2):各1万円(ユニオンワークス 銀座)。(3):5万2000円(ブリティッシュメイド 銀座店)
■天気が悪いからこそ足元を明るく“カラーソックス”
4. PANTHERELLA/パンセレラのウールソックス
どんよりと曇った天気が多い英国。気分をあげる為に明るい色をワンポイントで取り入れる。その一例がカラーソックスだ。クラシックなスーツの足元にアクセントとして色を差せば、英国らしさに加え、ぐっと装いの洒落度も増すことができる。(4):つま先の仕上げを手作業で行い、履き心地を向上。ウール×ナイロン製。 3100円(リング東京)
英国的カラーとは?

英国のカラーリングには発色の良い色だけでなく、スモーキーな色も。ペトロールブルーは、1940年代の英国で流行。他の2色は、カントリーシーンのウェアなどに見られる。

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