株式・投信

積立王子のヤング投資入門

つみたてNISAの投信 「信じて託せるか」で選ぼう 積立王子のヤング投資入門(21)

2019/2/8

中野さんは「運用管理を専門家に任せれば、難しい判断や管理の手間から解放される」と語る

積み立て型の少額投資非課税制度「つみたてNISA」は、厳格な条件で絞り込まれた投資信託に投資対象を限定しています。それは行政サイドが「生活者のお金を長期の資産形成に資する、まっとうな商品に誘導したい」という明確な意思を持っているからです。

金融庁は金融改革を推進するうえで米国の成功事例に学んでおり、その米国の生活者に定着した長期の資産形成の主役は専ら投信です。なぜ投信の活用が最適なのか、改めて考察してみましょう。

■短期売買では投機、投信は専門家に委ねる

証券会社の支店に足しげく通う、いわゆる「投資好き」の人たちは少なくありません。その人たちにとっての投資は「これから値上がりする株式の銘柄をあてる」ことであり、「相場の先行きを予想して的中させる」ことが醍醐味なのでしょう。しかし、短期の値動きばかりを予測して売買を繰り返すのは、投資ではなく投機といえる行動です。

そもそも短期的な相場の値動きはランダム(でたらめ)なので、合理的に当て続けるのは困難です。なのに個人投資家は往々にして自分で判断できると思い込み、結局は自滅してしまいます。

そうした投資家の固有の判断を遮断し、ポートフォリオとして専門家に運用や管理を一括して委ねる(正式には「集団投資スキーム」と言います)のが投資信託です。個人の投資資金を合理的に運用管理し、投資家全体の成果を平準化しやすくするとの観点から、つみたてNISAは投資信託に重きを置いているのです。

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