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インデックスファンドに勢い 「配当込み」成績も魅力 QUICK資産運用研究所 清家武

2019/1/30

それでは、インデックス型ファンドの運用成績を具体的に見てみよう。国内株式インデックスファンドの中でも、日経平均株価に連動するファンドは純資産残高が大きく売買も多い。

■日経平均連動型で最大は「インデックスファンド225」

日経平均連動のファンドで純資産残高が最大なのは「インデックスファンド225」(日興アセットマネジメント)。純資産残高は2093億円で、10年間で157.57%(約2.6倍)値上がりした。2位はアセットマネジメントOneの「日経225ノーロードオープン」で、純資産残高は1979億円。10年間で148.8%(約2.5倍)上昇した。両ファンドとも、証券会社、銀行、ネット証券など取り扱う販売会社が多い。

インデックスファンド225」と日経平均との連動性をベータ値(過去10年)で計算すると0.996になった。ベータ値0.996とは、日経平均が1%上昇(下落)すれば投信の基準価格が0.996%上昇(下落)することを意味する。

残高上位10ファンドのベータ値は0.994から0.998で、日経平均との連動性が高い。これらのファンドは株価指数からかけ離れた動きをすることはなく、インデックス型ファンドとしての特性を十分に満たしていることを示している。

興味深いことに、残高上位のインデックス型ファンドの10年間騰落率は150%から160%程度上昇しており、日経平均の125%を大きく上回っている。これは運用成績が配当込みとなっているためだ。

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