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デジタルライフ

健康もポイントも歩いてゲット お得な歩数計アプリ

2019/1/31

日本コカ・コーラのアプリ内で歩いた分スタンプがたまり、ドリンクと交換できる

歩数計機能を持つスマートフォン(スマホ)やスマートウオッチの普及を背景に、歩数に応じて買い物時に利用できる割引やポイントを付与するサービスが増えている。企業の健康経営への機運が高まる中、歩くことで健康と割引の一挙両得を目指す利用者の心理を捉えたようだ。

■目標歩数達成で飲み物チケット

「歩くだけでドリンクゲット!」。日本コカ・コーラが2018年4月末から展開するキャンペーン「Coke ON ウォーク」で同社は、こんなテーマを掲げ、参加者は300万人を超えた。

スマホのアプリに1週間の目標歩数を自分で設定し、達成されるとスタンプがたまる。スタンプが15枚になると1本分のドリンクチケットが得られ、自販機で入手できる。

アプリのダウンロードは既に1200万を超え、利用可能な自販機は全国に28万台。事業担当の遠藤充マネジャーは「アプリは30~50代の男性の利用者が多かったが、歩くだけという手軽さが受けて10~20代の女性も増えた」と語る。大半のユーザーの歩数は1日5000~6000歩という。

日常生活では人よりも歩くと自負する記者(26)も登録してみた。目標歩数は4段階あり、下限は1日5000歩、上限は1万2000歩だ。日ごろ8000歩ほど歩く記者は9000歩を選択。最初はより多く歩こうとの意識が強かったが、休日を1日挟むと週累計歩数が目標に満たない結果となった。

こうした歩数連動型サービスが目立ち始めた背景には、歩数計機能を持つスマホやスマートウオッチの普及がある。これによって歩数を意識しにくかった一般利用者の意識が変わり、「歩いた分褒美が出る」サービスが他分野でも産声を上げたわけだ。

FiNC(フィンク)テクノロジーズ(東京・千代田)が手がける健康管理アプリ「FiNC」は、スマホで記録される歩数や体重、食事、睡眠時間などのデータを、独自のAI(人工知能)が分析してアドバイスする。ダウンロード数は400万に上り、うち8割以上は女性という。

歩数に応じてたまるポイントは、同社の通販サイトで体組成計やヨガマットなどの健康関連商品の割引購入や交換に利用できる。

南野充則最高技術責任者(CTO)は「利用者として想定したのはあまり健康に関心がない大多数の人々。楽しく使い続けてもらうためお得感や個別の健康ニーズに沿った情報発信を考えた」と話す。競争意識を盛り上げるため、アプリ内の仮想空間で友達と競う、歩数と連動したゲームイベントなども開いていく。

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