検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

NIKKEI Primeについて

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

/

「ちびだら飲み」が定着 ホット飲料が大容量化

コンビニ発ヒット商品

詳しくはこちら

NIKKEI STYLE

日経クロストレンド

もはや日本人の生活には欠かせない存在、コンビニエンスストア。日々、仮説と検証が繰り返され、コンビニの棚に並ぶ商品は常に変化し続けている。どんな商品が売れているのか――進化を続けるコンビニの棚からヒット商品の芽を見つけ出していく。

ホットドリンクは今冬、市場のトレンドに大きな変化があった。17年までのペットボトル入りホットドリンクは350mlが主流だったが、18年は500mlの商品が続々登場。ファミリーマートではホットドリンク自体のアイテム数が昨年より10増え、合計18アイテムが揃った。

ホットドリンクが大容量化した背景には、オフィスでの「ちびだら飲み」が定着したこともある。以前は、温かさが売りのホットドリンクは「冷める前に飲み切る」が鉄則だった。だが最近はメーカー側の工夫もあり「冷めてもおいしく」なった。消費者の嗜好も、ちびちびだらだらと冷めた後も飲み続ける形に変化しているようだ。

売れ行きを見ると、定番商品の「伊藤園 おーいお茶」(税込み129円)がトップを走る。大容量化したことでコスパ意識の高い30~40代の女性の購入比率も増え、ホットドリンク全体の売り上げ伸長につながった。

従来の小容量のホットドリンクのなかでは、「ジョージア 猿田彦珈琲監修の蜂蜜ラテ」(税込み144円)に注目。以前は、コーヒーの購買層は男性が主流だった。だが、猿田彦珈琲の店舗で人気メニューのオレンジ薫る蜂蜜風味のラテの登場で、女性客もこぞって手に取ったという。

自販機には並べきれないことが多い500mlのホットドリンクは、コンビニが主戦場。売り上げ最大のピークは12月から2月。商品の大容量化や人気アイテムの参入により、さらなる売り上げ増が期待できそうだ。

「ウコンの力」ゼリータイプが登場

忘年会シーズン前には機能性ドリンクのコーナーで飲酒対策飲料が急伸。

飲酒対策飲料といえば「ウコンの力」(税込み206円)と「ヘパリーゼ」(税込み258円)が2強とされる。18年はそこに「ウコンの力 スキッパラIN」(税込み250円)が参戦。飲酒前の空腹感を満たすウコンの力シリーズ初のゼリー飲料として、18年10月末の先行発売後の出足は堅調。飲酒対策飲料の新たなトレンドになっている。

通常、飲酒対策飲料の購買層は30代以降の男性が中心だったが、「ウコンの力 スキッパラIN」が新戦力として加入したことで飲酒経験の浅い20代にも浸透中。

男性用リップクリームが躍進

季節関連品のヒットがコーナー全体の売り上げをけん引しているのは、化粧品・日用品の棚も同じだ。

「MEN'S TBCメンズリップクリーム」(税込み378円)は、今シーズンのヒットアイテム。売り上げ好調につき、陳列も3列に増えている。「スキンケアに興味や関心を抱く男性が増えたこともあり、男性用化粧品の出荷額は10年で約2倍に増加している。スキンケアに機能性だけでなく、美容要素を求める声も高まっていた」(ファミリーマート)。実際、ファミリーマートにおけるリップクリーム購買層は、男女比にして4:6とほぼ半々だ。

MEN'S TBCメンズリップクリームが女性向け商品と明らかに違うのは、「テカらずうるおう」という点。ツヤ感を抑えつつ、高い保湿力を維持したリップクリームが男性消費者の心をつかんだ。

女性用のリップクリーム市場も引き続き活況だ。売れ筋の2トップは最安値の「メンソレータム薬用リップスティック」(税込み330円)と最高値の「DHC薬用リップクリーム」(税込み756円)。価格面では二極化傾向にある。値段で選ぶか、美容系に強いブランドで選ぶか。消費者の好みが明確に分かれる結果となっている。

菓子系喉あめは「龍角散」に軍配

菓子のあめが並ぶ棚では今冬、喉あめのラインアップが充実している。

菓子のあめの売り上げは前年比98~99%と横ばいで推移。「あめの需要はグミに取って代わられている部分もあるが、風邪・花粉・猛暑対策商品や高価格帯の商品は売上が伸長している」(ファミリーマート)

最も売れている菓子系の喉あめは「龍角散ののどすっきり飴袋」(税込み257円)。ブランド力が高い商品の強さを見せつけた格好だが、18年は大正製薬、ムンディファーマ(イソジン)、カンロ、養命酒など、各社が様々な切り口・コンセプトの商品を市場に投入。今後はより「目的買い」を意識した購買行動が高まりそうだ。

(ライター 山口佐知子、写真 古立康三)

[日経クロストレンド 2019年1月9日の記事を再構成]

春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料

有料会員限定
キーワード登録であなたの
重要なニュースを
ハイライト
登録したキーワードに該当する記事が紙面ビューアー上で赤い線に囲まれて表示されている画面例
日経電子版 紙面ビューアー
詳しくはこちら

ワークスタイルや暮らし・家計管理に役立つノウハウなどをまとめています。
※ NIKKEI STYLE は2023年にリニューアルしました。これまでに公開したコンテンツのほとんどは日経電子版などで引き続きご覧いただけます。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で無料体験するログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で無料体験するログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン

権限不足のため、フォローできません

ニュースレターを登録すると続きが読めます(無料)

ご登録いただいたメールアドレス宛てにニュースレターの配信と日経電子版のキャンペーン情報などをお送りします(登録後の配信解除も可能です)。これらメール配信の目的に限りメールアドレスを利用します。日経IDなどその他のサービスに自動で登録されることはありません。

ご登録ありがとうございました。

入力いただいたメールアドレスにメールを送付しました。メールのリンクをクリックすると記事全文をお読みいただけます。

登録できませんでした。

エラーが発生し、登録できませんでした。

登録できませんでした。

ニュースレターの登録に失敗しました。ご覧頂いている記事は、対象外になっています。

登録済みです。

入力いただきましたメールアドレスは既に登録済みとなっております。ニュースレターの配信をお待ち下さい。

_

_

_