コード決済多彩に クレカ連携型なら1.5%還元もポイント賢者への道(98)

NIKKEIプラス1

写真はイメージ=PIXTA
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前回に続いて最近はやりのコード決済アプリについて取りあげます。アプリには複数のタイプがあり、ポイント還元や割引特典の面で差があります。何を基準に選べばいいでしょう。

ゆうちょ銀行(2月開始予定)や一部の地方銀行が手掛けるのが預金口座直結タイプです。その銀行に口座を持つ人が利用できます。提携先店舗で支払いをすると代金が口座から引き落とされます。割引クーポンが使える場合がありますが、決済時のポイント付与は通常ありません。

ポイント獲得で有利なのはクレジットカード連携タイプです。手持ちのクレカの情報をアプリに登録しておけば、そこから代金が引き落とされ、クレカのポイントをためられます。楽天ペイ、NTTドコモのd払い、ソフトバンク・ヤフー系のPayPayなどがこのタイプです。VisaやMastercardのクレカが登録可能です。

これら3種類のアプリはそれぞれ独自にポイントを付与しています。d払いならdポイントです。還元率はどれも原則0.5%です。クレカの還元率が仮に1%なら合計で1.5%になります。陣営ごとに加盟店網は異なりますが、ローソンかファミリーマートで利用できることが多いです。

Origami Pay(運営は東京・港のオリガミ)は自分の銀行口座か、手持ちのクレカを登録します。クレカならそのポイントを獲得できます。アプリ独自のポイント還元はありませんが、割引クーポンの配信に積極的で、特定の店舗では2%引きとなります。LINE Payは事前にチャージするタイプです。決済時に通常0.5%分のポイントが付き、今年7月末までは期間限定で3%分が上乗せされます。アプリを選ぶ際には自分がふだん買い物するお店で利用できるかも確認しましょう。

菊地崇仁
北海道札幌市出身。1998年に法政大学工学部を卒業後、NTTに入社。社内システムやLモードの料金システムの開発などに携わり、2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。06年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、11年3月代表取締役に就任。一般からプラチナまで、57枚のクレジットカードを所有。

[NIKKEIプラス1 2019年1月26日付]