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人生を変えるマネーハック

共働き夫婦、資産づくりのPDCA 責め合いは禁物 「ファミリーアロケーション」をマネーハック(4)

2019/1/28

写真はイメージ=123RF

今月のマネーハックは夫婦が一体となって資産形成を行う「ファミリーアロケーション」という考え方を紹介してきました。これからの時代、共働き夫婦が増えていく中で「2つの財布」でお金を増やしていく発想が欠かせません。

今回はまとめとして「定期的なチェック」について述べます。ビジネスモデルでよくPDCAサイクル(計画・実行・評価・改善の仕組み)が大事といいますが、これは個人や夫婦にとっても同様です。定期的な評価つまり「チェック」と、それを踏まえた改善つまり「アクション」が大切です。

■夫婦の口座、残高を年末年始にチェック

このテーマを1月に設定したのは、年末年始がこうした資産形成状況を定期チェックするのにちょうどいいタイミングだと考えるからです。働く人にとっては4月が区切りという気分もありますが、人事異動や組織改正などで4月は多忙なことが多いと思います。お金のことを話し合う時間が取れない夫婦も少なくないはずです。

それよりはむしろ年末年始の方がいいでしょう。夫婦が顔を付き合わせる時間もつくりやすいですし、ちょっとのんびりしている時期の方がイライラせずにお金の話ができると思います。

投資については金融機関のサイトにログインして証券口座の残高をチェックします。貯蓄についてはネットバンキングでログインするか通帳を記帳して残高を確認しておきましょう。個人型確定拠出年金(iDeCo)についてもサービスサイトにログインすれば残高が把握できます。

資産形成の目標額を達成できているか、1年間の入金額と資産残高を見ます。また、「夫婦それぞれの分担額」の観点でノルマ通りに資産が増えているかお互いの口座をチェックします。

仮に夫が月3万円、妻が月2万円に貯蓄額を設定していたとすれば、夫は前年比で36万円、妻は24万円貯蓄が増えているはずです。

■投資は目先の価格変動に振り回されない

投資についてはまずは「元本」で追加がなされていたか確認してみてください。しかしながら、貯蓄と違って投資は価格変動が付きものです。投資信託や上場投資信託(ETF)あるいは個別株などの運用を行い、リスク資産を資産形成のエンジンとして組み入れている場合、含み益が生じているケースと含み損が生じているケースが出ます。

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