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清原果耶、17歳の演技派 映画2作でヒロイン演じ分け

日経エンタテインメント!

2019/2/1

17歳になったばかりの清原果耶。タイプの異なるヒロインを演じる映画2作が、1月にお目見えした。1月25日にはGReeeeNのヒット曲を映画化した『愛唄 ―約束のナクヒト―』が公開。天才詩人として注目されながら、ある事情によって詩を書くことをやめたヒロイン・伊藤凪(なぎ)役を演じた。

2002年1月30日生まれ。大阪府出身。中学1年生のときに「アミューズオーディションフェス」で約3万人の中からグランプリに選出。雑誌『Seventeen』の専属モデルとしても活躍中。(写真:窪徳健作)

「凪は強いメッセージを持つ女の子ですが、子どもっぽさも隠し持っているので、その部分をほのかに香らせられるように演じました。撮影が始まる前から台本を読むたびに、泣いてしまったんです。それも毎回違うシーンで。劇中でも泣く演技がたくさんありましたが、凪を生きるということを心に置いて現場にいたので、引っかかることなく、自然と涙が出ました」

1月26日に公開された、山田孝之プロデュースの映画『デイアンドナイト』では、自分の殻にこもり、人を疑いながら接するヒロインの奈々を演じた。

「両親と会ったことがなく、物心ついたときから養護施設で暮らす女の子です。見た目も含めて、『愛唄』の凪とはタイプがまったく違いますね」

2015~16年放送のNHK連続テレビ小説『あさが来た』で注目を集め、18年夏には『透明なゆりかご』(NHK)で連ドラ初主演。新垣結衣・広瀬すずらが起用され、人気女優への登竜門と呼ばれる全国高校サッカー選手権大会の14代目応援マネージャーにも選ばれた。

「密度の濃い作品にめぐり合えています。お芝居はもちろん、これからの自分の人生にとってもプラスになることを知ることができ、とても充実しています」

『愛唄』のプロデューサーは「ジブリ映画のヒロインのようにピュアで元気で芯の強さがある女の子」を凪役にイメージし、清原に白羽の矢を立てたという。素顔の清原も明るいキャラクターで、はきはきと話す姿に優等生っぽい魅力も秘める。可憐なルックスと繊細な演技力を兼ね備えた逸材で、19年、さらにブレイクしそうだ。

『愛唄 ―約束のナクヒト―』 主人公のトオル(横浜流星)は、4年前に死んだことになっていた天才詩人・凪(清原果耶)と出会う。実話エピソードから着想を得て、GReeeeNのヒット曲『愛唄』と同じテーマを込めた物語を映画化(公開中/東映配給)(C)2018「愛唄」製作委員会
『デイアンドナイト』 俳優・山田孝之が「人間の善と悪」をテーマに、初めて映画を全面プロデュース。主演の阿部進之介が企画も担当した。清原は、幼少時から養護施設で暮らす奈々を演じる(公開中/日活配給)(C)2019「デイアンドナイト」製作委員会

(ライター 高倉文紀)

[日経エンタテインメント! 2019年2月号の記事を再構成]

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