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アイロン不要・糖質カット… おもしろ家電ヒット連発

2019/1/29

Paravi

成熟したと思われる家電市場でいま、続々と新勢力が台頭しています。秋葉原の電気街。ある店に入って見ると面白い家電製品が並んでいます。

温風で乾かしてシワも取る「アイロンいら~ず」

温風を送ってシャツを乾かし、アイロンなしでシワまで取れてしまう「アイロンいら~ず」(7980円・税込み)という乾燥機。缶コーヒーやコンビニの紙コップ入り飲料を、USB電源であたためる製品(1980円・税込み)もあります。

店で一番の人気は、普通にコメを炊くだけで糖質が3割カットできる「糖質カット炊飯器」(2万9800円・税込み)です。普通の家電量販店では見かけないものばかりが並んでいますが、これらはサンコー(東京・千代田)という会社の商品です。

サンコーは「レアモノ家電」と名付けて次々に面白い家電を販売している注目の会社。元商社マンの山光博康さんが2003年に起業し、2017年度は年商13億円を誇ります。「(既存の家電は)機能がどんどん増え過ぎ値段も高くなっている」と考え「面白くて役に立つ」家電を作りたいと考えたのです。

全社員とアルバイトが毎週やらなければならないのが、商品企画を1つ出すこと。それを会議で検討し、商品化する作業を続けてきました。

価格設定では「自腹で買うかどうか」を重視すると話す山光博康社長

例えば「シャツについたシミをすぐに落としたい」といった意見から、超音波を使ったホチキスのような形の「ハンディ洗濯機」(7980円・税込み)が生まれ、「靴を洗う時間がない」との声に応えるためコンパクトな靴専用の洗濯機「靴洗いま専科」(1万2800円・税込み)が商品化されました。山光さんによると価格設定も大事だそうで「自腹で買うかどうか」で考えるそうです。

靴専用洗濯機「靴洗いま専科」

ヒット商品を連発するサンコーですが、社員は18年10月時点で25人しかいません。実はアイデアを考えた後は、中国のメーカーで設計から製造まで行い、早いものでは3カ月で商品化にこぎつけるといいます。中国の協力企業でいま開発しているのは、わずか16分でご飯が炊ける小型の高速炊飯器。「職場でも炊きたてを食べたい」という声に応える商品だそうで、山光さんは衛生面などを厳しくチェックしていました。「レアモノな切り口の家電はマーケットでも少ないのでチャンスがある」と山光さんは話します。

※この映像と記事は「未来世紀ジパング」(2018年10月24日放送)の内容を配信用に再構成したものです。(C)テレビ東京

[PlusParavi(プラスパラビ) 2019年1月15日付記事を再構成]

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