Men's Fashion

三大定番チャッカブーツ 履いてわかった個性

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2019.1.31

MEN'S EX

今回履いた3足は、数あるチャッカの中でも三大定番といえる名作。それぞれ独自の個性が光るが、ここで改めて比較検証してみよう。

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ゆったりコートもスラリと大人顔。

これが“ドレスチャッカ”の力

最近、コートはどんどん“ゆったり”が主流になっている。しかし、ルーズが過ぎると途端にコドモっぽく見えてしまうから難しい。そんな服のまとめ役として今、活用したいのがC&Jの定番チャッカ「チャートシー」だ。英国伝統のラウンドトウながら程よく細身でドレス然とした佇まいに設計されているのがこの靴ならではの魅力。これさえ履けばゆったりコートのトラッド感を損なわず、至極簡単に“大人のスタイル”へと着地する。ドレスチャッカの名作、その実力に改めて頼ってみよう。

靴はクロケット&ジョーンズ。コート16万円、パンツ2万9000円/以上アナトミカ(アナトミカ 東京) ニット3万9000円/ドルモア、ストール3万7000円/ピエール=ルイ・マシア(以上ラ ガゼッタ 1987 青山店)

■CROCKETT & JONES/クロケット&ジョーンズの「チャートシー」

どう履いても“大人”に決まるドレス顔

上品さとカジュアル感のバランスが汎用性の理由

50年以上ものロングセラーを誇るモデル。ラスト「224」はクラシックなラウンドトウだが、甲は低めでコバの張り出しも抑えられている。アウトソールもチャッカブーツとしては薄く、3足の中では最もドレス然とした顔つきだ。エレガンスとリラックスのバランスが秀逸な一足。 6万7000円(グリフィンインターナショナル)

精密で丁寧な出し縫い

ピッチが細かく均一な出し縫いが上質な作りを物語る。こういった縫いの表情もドレス感を高めているポイント。

スッキリとした後ろ姿が美麗

ヒールは小さめで、後ろから見てもスラリとシャープな表情。ドレスパンツにも無理なくマッチする佇まいだ。