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グルメ・トラベル

おいしく免疫力アップ 最新カップヨーグルト食べ比べ

2019/1/29

■女性にうれしい豆乳タイプはどんな味?

種類は少ないものの、生乳の代わりに豆乳を使ったタイプも評価。いずれもコレステロールゼロで、よりヘルシー志向な人向けの商品になっています。

今回審査した豆乳タイプは2種類。いずれも「豆乳」の文字を強調したパッケージ

まずは、豆乳を乳酸菌で発酵させて作った「ソヤファーム 豆乳で作ったヨーグルト プレーン」(ポッカサッポロ、100円/110g)から。4種の生きた乳酸菌と豆乳由来の大豆イソフラボン、大豆たんぱく質を一度に摂取でき、女性にはうれしい栄養が詰まっています。しかし、「豆っぽさ」が前面に出た味に評価者も少々困惑気味。「一口目から豆乳の風味がすごい」(滝口さん)、「食べ慣れない味です」(伊能さん)と味への評価はあまり伸びませんでしたが、トクホの商品である安心感や、乳成分不使用で乳アレルギーの人も食べられるといったメリットを評価する声も上がりました。

続いて「恵 megumi ガセリ菌SP株 豆乳仕立て」(雪印メグミルク、105円/100g)。免疫力を高める効果が期待できるガセリ菌SP株が入っています。「豆乳の独特の香りが抑えられ、あっさりしている」(齊藤さん)と、味の評価はまずまず。しかしここで、アレルギーを専門とする看護師として病院に勤務している兼松さんから「パッケージに大豆アレルギーの表記がない」という指摘が入りました。「特に男性は豆乳=大豆という認識がない人もいるので、大豆アレルギーを持つ人のためにもきちんと表示した方がよいのでは」(兼松さん)という意見に、「『植物性=ヘルシー』というイメージでつい手に取ってしまう人もいそう」(伊能さん)と懸念する声も上がりました。

■低脂肪・高たんぱくでダイエット向き 粘りの強いギリシャヨーグルト

ギリシャの伝統である水切り製法で作った固めの食感が特長のギリシャヨーグルト。脂肪が少なくたんぱく質を多く含むので、ダイエット中のデザートにも最適です。

濃厚な食感のギリシャヨーグルト。青を基調とした爽やかなパッケージが多い

まずは、別添のソースをかけて食べる「濃密ギリシャヨーグルト パルテノ はちみつ付」(森永乳業、160円/80g)。11年9月に発売された、日本のギリシャヨーグルトのパイオニア的存在です。アレンジ次第でサラダやパスタにも使えるため「濃厚なのにクリアな口どけで多くの人が食べやすい。個人的に料理で使うならこれ!」(齊藤さん)と根強い支持がありました。

「小腹を黙らせる」というキャッチフレーズを打ち出している「ダノンオイコス 脂肪ゼロ プレーン・砂糖不使用」(ダノンジャパン、オープン価格/110g)も、「サラダにかけたり、スープに浮かべたりしてもいい。用途がたくさんあるので冷蔵庫に常備しておきたい」(滝口さん)と料理に活用したいという声が上がりました。一方、18年4月発売で日本のギリシャヨーグルトとしては最後発となる「明治THE GREEK YOGURT(ザ・グリークヨーグルト)プレーン」(明治、140円/100g)は「牛乳感がかなりしっかりある」(齊藤さん)と、デザート向きとの意見が多く上がりました。

それでは、ヨーグルト21種類を食べ比べた結果、ベスト3の発表です!(10点×4人=40点満点で採点)

■第3位「小岩井 iMUSE(イミューズ)ヨーグルト」(小岩井乳業、120円/100g):34点

第3位「小岩井 iMUSE(イミューズ)ヨーグルト」(小岩井乳業)

老舗乳業メーカーの小岩井乳業が、キリン、協和発酵バイオと共同で研究を進めている「プラズマ乳酸菌」を配合。プラズマ乳酸菌は、免疫細胞の司令塔である樹状細胞を直接活性化し、免疫全体を活性化させるといいます。「i(私)の中にいるMUSE(女神)を呼び覚ます」というブランド名からもわかるとおり女性をメインターゲットにしており、30~40代の女性を中心に支持されているといいます。

蓋を開けた瞬間、「チーズみたいな香りがする!」と評価者一同から声が上がったこの商品。1000億個も配合されているというプラズマ乳酸菌による発酵臭によるものかもしれません。「チーズのような香りがおもしろい。料理のソースとしても使えそう」(伊能さん)、「商品の差別化ができている。また買いたくなる味」(齊藤さん)と、個性的な風味ながらも「この味は好き!」というポジティブな声が多く聞こえました。

水色と黄色を基調とした爽やかで上品なパッケージも「女性らしい」と好評。さらに「香料、安定剤不使用で原料にこだわりを感じる」(兼松さん)、「スーパーの売り場でCMが流れているのを見た。企業の力の入れ具合に脱帽」(滝口さん)と、企業のこだわりや取り組みの姿勢も評価者の心を動かしました。

■第2位「ダノン 和Selection ほうじ茶風味 柿果肉入り」(ダノンジャパン、オープン価格/90g):35点

第2位「ダノン 和Selection ほうじ茶風味 柿果肉入り」(ダノンジャパン)

18年11月に発売された新商品が第2位にランクイン。「ダノン 和Selection」は、世界的な食品メーカーであるダノンが日本の伝統食材にこだわった日本独自のブランド。その第1弾として、「抹茶味」と同時発売された「ほうじ茶風味 柿果肉入り」は、400年以上前から受け継がれてきた伝統技術で作られている和歌山県産「あんぽ柿」の果肉と、香ばしさが特徴の国産の「ほうじ茶」を使用しています。

蓋を開けてみると、ほうじ茶を思わせる薄茶色のヨーグルトに小さくカットされた柿の果肉が混ざっています。一般的なヨーグルトの定義から大きく離れた商品とビジュアルに、初めは半信半疑だった評価者の皆さん。ところが、ひと口食べると「なるほど!」「こうきたか!」と驚嘆する声が続々と上がりました。

伊能さんは「純粋なヨーグルトとして評価できるかは難しいけど、この商品はおもしろい。『あのダノンが和の味を表現した』ということにも驚きました」と感心しきり。「食べきりサイズなので、フルーツなどと合わせず単体での完成度を採点した」と今回の評価を振り返る齊藤さんも「アレンジしようとすると没個性になりがちな柿の風味をきちんと残し、ほうじ茶の香りも出ている。完成度が高い」と絶賛。個性の強さとチャレンジングなコンセプト、そして完成度の高さで、新商品ながら大健闘のランクインとなりました。

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