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もうかる家計のつくり方

妻の復職だけでは不足 30代夫婦が挑んだ家計再生策 家計再生コンサルタント 横山光昭

2019/1/23

写真はイメージ=PIXTA

「ぜいたくはしていないのに、生活費が月30万円を超えてしまうのです……」。女性のAさん(35)が暗い表情で家計相談にやって来ました。Aさんは夫(32)、長男(2)、次男(0)との4人家族。夫婦はもともと共働きでしたが、出産を機にAさんは退職。そのせいで家計の収入が減り、貯蓄残高は150万円。再就職先が決まりましたが、子供の預け先が未定で、いまは「保活」中です。仮に預け先が決まっても、保育料はかかります。Aさんの家計は再生できるのでしょうか。

■妻の退職で月3万6000円の赤字…

Aさんの家計は平均的に月3万6000円の赤字。社宅暮らしで家賃負担が少ないにもかかわらず、この状態です。臨時収入は夫の賞与(ボーナス)で、年約30万円。今後、赤字家計を続ければ貯蓄を切り崩さなければならず、蓄えに回せる資金はありません。

Aさんの前職は育児休業が取りにくい職場環境で、「このままでは仲間に迷惑を掛けてしまう」と考えて退職。そのため出産前に比べ収入が減少。赤字の一因になっています。

このためAさんは再就職で家計収入アップを図ろうとしています。今は自宅のパソコンでできる仕事で月2万円を稼ぎますが、次の春から再就職先で働くようになると、手取りで月17万円の収入が得られる見込みです。夫と妻の収入合計は42万円弱となります。現状の生活費なら、11万円強の黒字になる計算です。

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