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なぜ今、長財布が売れるのか スリムさとコスパで人気

2019/1/23

自分が探しているファッションアイテムについての質問を投稿すると、登録された全国のショップから回答が寄せられるファッションアプリ「FACY(フェイシー)」。提供元のファッション系ベンチャー、スタイラー(東京・渋谷)が、月間100万人を数える利用者からの投稿内容を分析、次のトレンドを読み解く。




メンズ向けの「FACY MAN」の投稿件数で、「ニット・スウェット」に次いで、高い伸び率を示したのが「財布・小物・雑貨」だった。

さらに投稿内容を詳しくみると、「財布・小物・雑貨」に関連する頻出語としてトップとなったのが「財布」だ。中でも長財布に関する投稿の盛り上がりが目を引いた。かさばらないミニ財布に人気が集まっている一方で、なぜ今、長財布を求める動きがみられたのだろうか。

東京・蔵前のセレクトショップ「WEEKENDER SHOP」(ウィークエンダーショップ)の店主に事情を聞いた。「それなりにいい年齢になったので長財布に買い替えようという心理だと思います。大人は長財布を使うというイメージがあるんでしょうね」という。また、「ミニ財布は小さいだけに、ついついポケットに入れてしまいます。そうすると、服のシルエットが崩れるなどしますし、なによりあまりイメージが良く見えないですよね」とみている。

■収納性と携帯性の両立求める

ミニ財布に比べて形崩れしにくく、収納力があるのが特徴の長財布だが、携帯性ではどうしても劣る。収納力と携帯性を両立したものはないのか、という「わがまま」な声に対して、ショップスタッフが提案したのはスリムな長財布だ。クレジットカードなどのカードの収納ポケットを備えていながら、サイズはコンパクトなものが顔を並べた。

無駄な装飾を除いたシンプルなデザインに、フランス・デュプイ社の上質なカーフレザーを使った一品。大容量でありながら、手のひらに収まりやすいサイズ感がポイントだ(ERA.(イーラ) / BUBBLE CALF ROUND SLIM WALLET 28,080円税込み)
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