励ましてアピールが暑苦しい 過剰な遠慮の面倒くささタイプ8・「謙虚な自分」を売り物にする

画像はイメージ =PIXTA
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かかわると面倒くさい人はどこにでもいる。心理学者の榎本博明氏はその著書「かかわると面倒くさい人」(日経プレミアシリーズ)で、「何とかうまくかわす術を身につければ、心のエネルギーを吸い取られずにすむ」とアドバイスする。そのためにはまず「行動パターンやその背後で作動している心理メカニズムを知ることが必要だ」という。そこで、私たちの身の回りでよく見かける典型的な面倒くさい人10タイプを、同書から紹介する。

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遠慮というのは一種の美学ではあるものの、それも行きすぎると面倒くさい。とくに、こちらが配慮することを期待しているのがみえみえなのに、あくまでも遠慮されると、

「もう、いいからさあ、ホンネでいこうよ」

と言いたくなる。

休日に行われる取引先のイベントにだれかが出席しなければならないことになり、

「その日、子どもを遊園地に連れて行く約束をしちゃってて……」

と言うから、

「いいよ、私は空いてるから」

と引き受けると、

「でも、せっかくの休日なのに、悪いなあ……子どもに言い聞かせて延期することもできるんだけど……」

などと言うから、

「ほんとにいいよ、大丈夫だから」

と言っても、

「ほんとにいいの? でもねえ、悪いなあ……」

といつまでも煮え切らない。

(だったら最初から都合が悪いなんて言うなよ)

と言いたい気持ちを抑えて、

「大丈夫だから気にしないで」

と繰り返すしかない。

こっちに言ってほしいセリフがみえみえで、

(何なんだよ、この儀式は。いつもこうなんだから)

とイライラする。

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