フランスの高級ブランド「エルメス」は腕時計の「アルソー」コレクションから新作として「ルゥール・ドゥ・ラ・リュンヌ(L'HEURE DE LA LUNE=月の時)」を発表した。地球の北半球と南半球、それぞれから見える月の満ち欠けを同時に表示するムーンフェイズ機構を搭載した。
2つの月をマザー・オブ・パール(真珠母貝)で描いた文字盤の上に、それぞれ時分と日付を針で指し示す2つの可動式スモールダイヤル(小さな文字盤)を配置、文字盤を周回させることで、月の満ち欠けを表現した。
文字盤はメテオライト(隕石=いんせき)とアベンチュリン(微細な結晶を内包するガラスや鉱石の総称)の2種を用意。各100本の限定。2019年6月ごろ発売予定。予価は税別320万円。
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