マネー研究所

七転び八起き

先物のデイトレードで勝負どころ狙う 仮想通貨も

2019/1/21

「日経ヴェリタス」創刊以来の名物コラム。毎回1人の個人投資家を取り上げ、その人の投資歴の泣き笑いを赤裸々に紹介しています。
今回はシゲさん(33) 不動産業を経営。午前中はデイトレードに時間をあて、午後から国内外を仕事で飛び回る毎日を送る。

■2013年~

シゲさん 勝負どころは閾値(いきち)を上げろ

学生時代にスロットで生計を立てていたこともあり投資にも興味を持っていたが、まとまった資金が確保できずに二の足を踏んでいた。新卒で自動車メーカーに入社。大手証券会社、不動産業と渡り歩き、スロットと同様になんとかなるという安易な気持ちで株式投資を始めた。創薬ベンチャーのデ・ウエスタン・セラピテクス研究所(4576)などバイオ関連株を中心に100万円を投資。200万円の利益を上げる。

■14年~

職場の先輩が日経225先物で投資額をあっという間に2倍に増やしたのを見て、先物投資を始めた。ビギナーズラックもあり、1カ月で200万円の投資資金は600万円に増えた。一方、常に全力でポジションを取っていたため、資金の減りも早く、あっという間に投資金はゼロになってしまった。不動産業で独立するため一旦投資を休止する。

■16年~

友人の勧めで1ビットコインが6~7万円の時に購入。リップルなどアルトコインや仮想通貨技術を使った資金調達(ICO=イニシャル・コイン・オファリング)にも投資した。大手交換所コインチェックのNEM(ネム)流出事件に巻きこまれるもトータルで500万円近い利益が出た。

■17年~

日経225先物の威力を忘れられず、先物投資を再スタート。投資資金は2000万円程度。利益を上げることはできたが、思うように資金が増えていかず、様々なトレーダーの方から助言をもらった。勝負どころでは閾値(いきち)を上げ、大きくロットを張らないといけないと学んだ。前回の反省から資金管理とロスカットを徹底することを意識すると、資金の増え方も変わり始めた。18年末の株価急落には痛い目にあったが、19年も日経225先物のデイトレードを中心に運用をしていく予定だ。

[日経ヴェリタス2019年1月13日付]

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