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ミシュラン店「の裏」の注目店noura 東京・浅草

2019/1/21

「noura」の「オニオングラタンスープ」

2018年8月にオープンしたビストロが、あっという間に人気店となっている。店の名前は「noura」、文字で書くとさほど気にならないが、発音するとノウラ……、語尾はあげるのかさげるのか、何か意味があるのか? 東京メトロ銀座線の浅草駅から浅草寺を抜けて老舗料亭が並ぶ通りを進み、住宅地に入るあたりに店がある。あれ? ここは『ミシュランガイド東京 2019』で継続で二つ星に輝いた超人気フランス料理店「HOMMAGE(オマージュ)」だ。まさか「noura」の意味は「HOMMAGEの裏」ということなのか。

Summary
1.有名店シェフの新店名「noura」の意味は?
2.原点回帰のビストロ料理に人気殺到
3.ふたつの店は家族のような存在

そのまさかだった。「noura」は「HOMMAGE」の荒井昇シェフの新店だったのである。

2000年にフランスから帰国後オープンした「HOMMAGE」も17年たち、厨房が手狭になったので仕込みができる場所を探していた。すると偶然にも隣が空き、こんな良い条件はないと、もうひとつ店を作ることにした。「HOMMAGE」が創作フランス料理なので次はオープン時に出していたオーセンティック(正統派)な料理を食べてもらいたいと、浅草の街に溶け込むようなビストロ料理を提供する。

シェフを誰にお願いしようかと考えたところ、真っ先に頭に浮かんだのが20年前にフランスで一緒に修業した松本義夫さんだった。東急電鉄東横線の学芸大学駅に店を構えていた松本さんを口説き落とし、「noura」のシェフとして迎えた。

「HOMMAGE」の荒井昇シェフ(右)と、「noura」の松本義夫シェフ

シンプルで清潔感のある内装は荒井シェフがすべて考えた。「コート掛けはアマゾンで買いました(笑)」と荒井シェフ。普遍的、時代に捉われないというコンセプト通りに白を基調にした食器やリネンは、松本シェフの料理をさらに魅力的に映し出す。

ディナーメニューは2つのコースとコースから抜粋したアラカルトがあり、前菜、メイン、デザートそれぞれ3~4種類ほど用意がある。

松本シェフが得意とするのはクラシカルなフランス料理。中でもスモークサーモンは自身も好きな食材だという。

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