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食の達人コラム

フレンチトースト ホットサンドメーカー使えばうまい 土屋敦の男の料理道(4)

2019/1/16

フレンチトーストの極意は、卵液に長時間つけること

大切なのは材料をよく混ぜること。泡立たないようにしながらホイッパーでよく混ぜ、最後にザルでこす。これにパンをつける浸ようにする。なお、乳製品が苦手なら豆乳でもおいしくできる。また牛乳の代わりにオレンジジュースで作るレシピもある。

そしてつけ時間。3時間もつけると、見た目には十分に卵液が染みているように見えるが、実際に焼いて作ってみると、丸1日つけたものとは食感がまったく違う。特に中心部がふわふわになっていない。8時間ほどつけると、かなり丸1日つけたものに近づいてくる。とはいえ、場所によってはまだふんわりとしていない。8時間つけたものを半分に切ってみたが、まだ卵液が染みていない部分が残っていた。もっと卵液を吸える余地があるのである。

8時間浸けたパンの切断面左側にまだ卵液が染みてない白い部分がある

私は、本気でおいしいフレンチトーストを作るときは、だいたい前日の晩につけ、朝に裏返し、翌日の午後3~4時に作るようにしている。時間的には丸1日には足りないが、ふんわり感は遜色ない。

そして使うホットサンドメーカーだが、パンがまるまる入る大きさがあり、ある程度厚みがあって中心に仕切りがない、シングルタイプがいい。電気式ではなく、直接コンロにかけるタイプのものが、洗い物などを含めて、使い勝手がいいだろう。有名なところだと、バウルーのホットサンドメーカー・シングルやCHUMSホットサンドウィッチクッカーなどがフレンチトースト向きと言えるだろう。なお、IHクッキングヒーターを利用している人はそれに対応するものを使ってほしい。

そして自分のホットサンドメーカーに合わせてパンの厚みを調節する。私は3.5~4センチの厚さに切っている。ただし、厚くするとふたを閉じるときに卵液があふれ出てくる。また焼いている間にも卵液がはみ出してきてコンロが汚れる。私はアウトドアでたき火や作ることが多く、その際は気にする必要はないが、家庭用コンロの場合は、コンロが汚れる。私はあふれ出すそばから拭いたり、あふれそうになってきたらコンロから外して流しに少し卵液を流すなどして対処しているが、コンロを汚したくないなら、パンをもっと薄くするほかないだろう。

また、厚手のパンを使うときは、ただ軽く閉じるだけで、しっかりふたをしてストッパーをはめることはしない。焼いているうちにパンがどんどん膨らんでくるからだ。

ホットサンドメーカーにまずバターを置き、その上にパンを置く

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