共働き夫婦の資産形成 まず貯蓄、次に投資を考える「ファミリーアロケーション」をマネーハック(2)

まずはそれぞれの貯蓄額を確認し合い、今後の目標を整理していきましょう。1月は「年始の計画」を話し合ういいタイミングですから、数年後あるいは5~10年後くらいまでの夢とそのための資金額をイメージしておきましょう。

「○年後に家を買う」と具体的な目標ができれば、「そのために頭金など○万円くらいはためよう」という計画が立案できます。目標がはっきりしない場合でも、「老後に備えて毎年○万円くらいはためる」という設定はしておきたいところです。

その上で、「夫婦の目標貯蓄率(年収に占める貯蓄額)」を決めます。今までちゃんと貯蓄できていない夫婦であれば、まずは年収の10%以上はためたいところです。すでに10%くらいはためてきた夫婦なら、もう少し頑張って15~20%に目標を設定すると経済的安心が得られるようになります。

毎月の投資金額を決めてリスクを管理

そして、現在の貯蓄額のうちどれくらいを投資に回すのか、また毎月の貯蓄額のうちどれくらいを投資に回すのかを決めていきましょう。ここまでステップを踏むことができれば、ファミリーアロケーションは成功したも同然です。

例えば、「投資はやっているけど、いくらやっているかもいくらもうかっているかも非公開」というのでは夫婦の歩み寄りは不可能でしょう。しかし、「夫婦合計で今年収が○百万円あって、2人で毎月計○万円を貯金する。そのうち、月1万円分は投資に回す」といったように決めることができれば、今後の資産形成のイメージもつきますし、合意も得やすいでしょう。

投資初心者ほど、無制限に投資金額を決定してしまいがちです。特に高いリスクを取って損失を出している場合、次々資金をつぎ込んで損失を取り戻そうとしますが、これは夫婦の資産形成としては不適切です。

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